こんな方におすすめ
- TOEIC200点台の大学生で英語に不安を感じている方
- 就職活動に向けて英語力を伸ばしたい方
- 効率的なTOEIC勉強法を知りたい方
このような方に読んでいただきたい記事になっています。
TOEIC200点のレベルは?
TOEIC200点は受験者の下位2.6%
TOEICのスコア分布によると、200点台のスコアは受験者の下位2.6%に位置します。この数字だけを見ると「自分の英語力がかなり低いのでは?」と感じるかもしれませんが、それだけ伸び代があるということです。初めは誰でも苦労しますが、しっかりとした対策を取ることで確実に点数を伸ばせます。
平均点より400点低い
TOEICの平均スコアは約608点とされており、200点台のスコアは平均より約400点低い位置にあります。また、大学生のTOEIC平均点は約580点とされています。つまり、200点台のスコアは大学生の平均よりも380点程度低い状況です。これは、英語の基礎力がまだ十分に身についていない可能性を示しており、まずは基礎からしっかり固めることが重要です。
つまり、現状の英語力では英語を使った業務や、英語面接に対応するのは難しいですが、目標を定めた勉強をすれば、平均スコアに到達するのは可能です。
まずとりあえずの目標として、平均スコアである600点を目指しましょう。今の段階では、英語力があるとは到底言えない状況ですし、いわゆる「英語が嫌い」という状態だと思います。
基本の文法や、単語を覚えるだけでも350点くらいは2ヶ月くらい頑張って勉強すれば到達できます。点数が低ければ低いほど伸び率は大きくなります。まずは英語の基礎から頑張っていきましょう。
TOEIC200点の大学生に必要なこと
やる気
まず一番大切なのは、やる気です。やる気がなければ、どんな良い教材や勉強法を使っても効果は期待できません。しかし、やる気は簡単には湧いてこないことも多いでしょう。
やる気が出ないなら目標を決める
やる気が出ないときは、具体的な目標を設定することが有効です。たとえば、「次のTOEICで500点を目指す」「半年後に600点を取る」といった現実的な目標を立てることで、モチベーションが向上します。できれば短いスパンで目標を区切って行ったほうがいいです。最終的に800点を取るぞ!と大きな目標を立てても、いつまでに達成したいのかわからないし、遠すぎると希望が見えなくて途中で挫折してしまうからです。
小さな目標を持つことで日々の努力が報われる瞬間が増え、やる気が維持できます!
勉強時間
TOEICスコアをアップさせるためには、勉強時間の確保が欠かせません。最低でも1日3時間は集中して取り組むことが求められます。
しかし、毎日まとまった時間を取るのは難しい場合もあります。そんなときは、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用することをおすすめします。隙間時間で勉強できる単語、リスニング、アプリなどを通じて勉強するのがおすすめです。
あまり、まとまった時間が取れないという人はアプリで勉強するのがいいと思います。「3分でできるで有名なスタディサプリ」は、基本的に一つの項目が3分で構成されています。(単語・文法など)読解は少し時間かかりますが。
また、TOEICに必要な単語をまとめた、「TEPPEN」という単語アプリも使え、文法も動画で教えてくれるので、参考書を見るよりもやる気につながります!
スタディサプリTOEIC特徴
専門家による豊富な講義
英語の根本を抑える講義
豊富な模擬試験と徹底した分析
スマホ・タブレットで簡単にアクセス可能(3分で1講義)
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TOEIC400点までに必要な勉強時間は?
TOEIC200点から400点までスコアを上げるためには、約300時間の学習が必要とされています。この時間を踏まえ、無理のないスケジュールを組むことが重要です。300時間というと膨大なように感じるかもしれませんが、1日2時間ずつ勉強すれば約5か月で達成可能です。
約半年くらいのスケジュールでまずは400点を目標に勉強してみるのがいいと思います。
この記事を見てくださっている方は、まだ就職までに時間がある大学生、もしくはそろそろ就活を考えないといけない時期でTOEICを頑張って伸ばしたい方が多いと思います。半年の準備期間は十分に取れると思いますので、あまり焦らず一歩づつ目標を立てて勉強を始めてみましょう
TOEIC200点から600点を目指す具体的な勉強法
TOEIC200点から600点を目指すためには、計画的な勉強が不可欠です。ここでは、具体的なステップを紹介します。これらの方法を実践することで、効率的に英語力を向上させることができます。
TOEICの基本、攻略法を知る
まずはTOEICの基本情報を理解することが重要です。試験の形式や出題傾向を把握し、どのような対策が必要かを考えましょう。TOEICはリスニングとリーディングの2つのパートで構成されていますが、各パートの特徴やよく出る問題のタイプを知っておくことで、より効果的な学習が可能になります。
TOEICの出題傾向については以下の記事をご覧ください。勉強が必要な場所、どこに焦点を当てて勉強をすればいいのかが掴めると思います
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リスニングを重点的に勉強する
リスニングから取り掛かる理由は、「言語は耳から覚えていくのが最初のステップ」と言われているからです。赤ちゃんが最初言葉を習得するのはお母さんやお父さんの言葉を耳で聞いて自然と覚え習得していくからです。つまり、英語を自然に聞く環境に自分を置くことでリスニングの練習にもなり、言語の習得も早くなります。実際、リスニング力が向上すれば、文脈を理解しやすくなり、問題を解くスピードも上がります。
また、TOEICにおいてリスニングは、すべての問題を解くことができるパートです!TOEICではリーディングにおいて時間がなくて時間ぎれとなってしまうことがよくありますが、リスニングセクションは、すべての問題を聞くことができるので問題に一応答えることができます。
まず初めはTOEICのリスニング問題でなくてもいいです!好きな海外のYoutuberや、ポッドキャスト、映画など、興味のある内容を選んで楽しむことで基礎的な英語力を築いていきましょう。
単語を覚える
TOEICでは単語力が非常に重要です。特に頻出単語をしっかり覚えることで、リーディング力も向上します。語彙力を増やすためには、単語帳を使うのが効果的です。毎日少しずつ新しい単語を覚え、復習を怠らないようにしましょう。毎日新しい単語を50単語づつ覚えてください。おすすめの勉強法は、毎日前日に勉強した単語に戻って勉強しなおさないことです。
昨日やった単語+今日の単語50個やるというのはかなり無謀です。何故なら新しい単語を50個覚えるだけでもかなりしんどいのに、昨日やった単語の復習までしていると「新しい単語を勉強せずに終わる」なんてことになりかねないからです。
まだ完璧じゃないと思って、同じ単語ばかり復習していると、一向に単語帳が終わりません。まずは一通りやってから、また2周目、3周目とやって行ってください。読書と同じ容量です!
また、できるだけ勉強した単語を日常でも使う練習をしてください。基礎的な英単語は日常でも使える場面が多いです!なので日頃起こったことを英語に変えてみるというのをやってみてください。結構知らない単語、どうやって言うんだろうと思うことが多いはずです。
おすすめ参考書
本番形式の演習をする
実際の試験形式で演習を行うことも重要です。最後の2〜3ヶ月くらいは、この勉強を普段お勉強にプラスして取り組んでいってください。これにより、時間配分や試験の雰囲気に慣れることができます。
本番と同じ形式で1回は模試を解いてみましょう。これにより、自分の弱点を把握し、今後の勉強に役立てることができます。特に、模試を解く際には時間を計り、制限時間内に解き終えることを目指しましょう。結果を分析し、どのパートが弱いのかを確認し、その分野を重点的に強化することで、効率的に点数を上げることができます。
基本文法の徹底理解
TOEICでは文法問題も出題されますので、基本的な文法をしっかり理解しておくことが重要です。文法書を使って、特に苦手な部分を重点的に学習しましょう。TOEIC試験では文法問題が頻出します。そのため、基本的な文法ルールをしっかり理解しておくことが不可欠です。特に、名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞などの基本的な文法要素をマスターすることが、文法問題の正答率を上げるカギとなります。
文法書を最初に開くと、「SVO」を勉強すると言うのがあります。英語のできない方のほとんどは、あまり必要ないところだと思って、そこをすっ飛ばして、不定詞や、関係詞などの勉強に走りがちですが、私が英語を10年以上勉強してきて結局一番大事だと思ったのは、そのSVOの部分だったんです!
他のところは結局このSVOに付随したものだと言うことがわかった途端英語の点数が急激に伸び始めました。ですのでみなさんにはそこの部分をまず徹底して文法は始めてほしいと思います
文法の超基礎を解説している記事は以下にあります
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参考英文法の基礎を徹底解説!|全ての文法はたったの4つで完結する!
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おすすめ文法参考書
文法問題集の活用
この文法の参考書で一通り文法の基礎を身につけたと思ったら、TOEIC対策の文法問題集を活用し、実際の試験形式に慣れることも効果的です。問題を解いた後は、必ず解説を読み、理解を深めましょう。文法問題は全部の4.5割を占めています。
要は、文法問題をほとんど完璧にして、文章問題で20個ほど正解するだけでも6割程度でリスニングも同じ割合で正解できると600点に到達できます。TOEICにおいて文法問題は超重要な部分なので、練習問題を通して文法を勉強するのはかなり効果的です!
市販の問題集には、TOEICの形式に則った問題が多数収録されています。これらを解くことで、試験の雰囲気を体験しながら、実際の出題傾向を理解できます。問題を解いた後は、必ず解説を読み、自分が間違えた理由を考えることが重要です。このプロセスを通じて、間違いを次回に生かすことができるようになります。
僕は、TOEIC L&R 出る1000問 と言う文法問題を勉強しました。これは、1問1問どう言う理由でこの答えが正解になるのか、他が間違いなのかが細かく書かれています。この問題を解き続けることで、文法問題の傾向を掴むことができるし、慣れにつながります。ぜひ試してみてください!
実際の試験形式で演習を行う
模擬試験はTOEIC試験の2ヶ月前から始めてください。
TOEIC対策では、実際の試験形式での模擬試験を行うことが非常に重要です。試験の雰囲気や時間配分を体験することで、実際の試験に対する不安感を軽減することができます。本番さながらの環境で模擬試験を受けることにより、自分の現在の実力を把握し、弱点を洗い出すことができます。
模擬試験は、通常の勉強と並行して行うことが効果的です。特に試験日が近づくにつれて、模擬試験の回数を増やし、実践的な対策を行いましょう。模擬試験後は、必ず結果を分析し、どのパートで弱点があるのかを明確にすることが大切です。
回数は多いに越したことがありません。最初は公式本で勉強するよりも数をこなすのが大切なので、スタディサプリTOEICで模擬試験をやってみてください。20回分の模擬試験を受けることができると思いますので、この形式に慣れてください。
ただ、本ベースで模擬試験をやりたい場合は別途購入しなければいけないはずですが、それでも市販の公式本や他の模擬試験を買うよりもお手頃な価格だと思います。私はずっとこれで勉強してました。
その後、1ヶ月くらい前になれば、公式本を購入してやってみてください。公式本には2回分しか収録されてませんので、通しでやってその後必要な部分の勉強を徹底的にこなしてください。
スタディサプリの詳細
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公式本
時間管理の重要性
TOEICの試験では、時間配分が勝負を分ける重要な要素となります。模擬試験を受ける際には、各パートの制限時間を意識して解答することが求められます。特にリーディングパートでは、時間が足りなくなることが多いので、解答にかける時間を意識することが重要です。
本番の時間配分を意識することで、スムーズに問題に取り組む力を身につけることができます。また、模擬試験を繰り返すことで、徐々に自分のペースを見つけ出し、解答スピードを向上させることができます。
まとめ
TOEICのスコアを向上させるためには、基礎力を固め、計画的な学習を行うことが不可欠です。単語力や文法力、リスニング力を強化し、実際の試験形式での演習を通じて、弱点を克服していくことが重要です。加えて、メンタル面を強化し、ストレスを管理することで、試験当日にベストなパフォーマンスを発揮する準備が整います。これらの対策を実行することで、TOEIC200点の大学生からの脱却を目指し、自信を持って試験に臨むことができるでしょう。