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いきなりTOEIC で600点を越すための戦略と対策

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英検、toeicなどの資格情報と現在僕が勉強しているIELTSの勉強の共有をしたいと考えています。英語を始めたばかりの方にも有益な情報もバンバン投稿していきます。まだブログを始めたばかりですが、有益な情報をどんどん更新していきます!

こんな方におすすめ

  • TOEICで600点を目指している方
  • TOEIC600点がなかなか取れない方
  • TOEICまで時間がなくて、効果的に点数を伸ばしたい方

このような方に読んでいただきたい記事になっています。

私自身も、TOEICの以下の4つのパートをそれぞれ8割以上取るという目標を掲げ、それを実践しただけで、軽く600点以上をコンスタントに取れる点数まで一気に伸びることができました。この方法を実践して、次のTOEICで500点から650点まで上昇しました!

 

TOEICで600点を取るための目安は?

リスニングとリーディングの両セクションで、合計約60%の正解率が必要です。具体的には、以下のような配分が理想的です

Listening 換算 Reading 換算 合計
90 475 90 465 940
80 410 80 415 825
70 360 70 365 725
60 310 60 305 615
50 255 50 240 495
40 205 40 180 385
30 145 30 120 265
20 90 20 75 165
10 60 10 40 100

ListeningとReadingを平均して、60問以上正解して、600点以上の点数を取ることができます。

つまり、半分少し上の点数が取れれば、600点を超えられるのです!

TOEIC 600点以上取るための勉強法

まず、TOEICの中でも簡単なところ、点数が取りやすいところから勉強を始めましょう。

  • part5 part6
  • part1, part2

この分野は配点も大きく、点数も取りやすいので、しっかり確保したいところです。

パート5+パート6 →  47%

パート1+パート2 → 約35%

Sota
Sota
これがほとんどできれば、あと少しで60%まで届きそう!

では、どれくらいの配分で点数を取っていけば良いのでしょうか?僕がおすすめする方法は、全てのパートで60%ずつというわけではなく、点数を取れるところは、とことん取っていくスタイルで全体の6割を目指します。

つまり、先ほどのpart1, part2, part5, part6で点数を稼ぎ、全体で6割オーバーを目指す戦略です

 

part 正答数 パーセンテージ
4〜6(全6問) 80〜100%
20問(全25問) 80%
22問(全39問) 56%
17問(全30問) 56%
23問(全30問) 76%
12問(全16問) 75%
29問(全54問) 53%
合計 123問 61%

リーディングセクションで、全ての問題を解き切るには、素早く解いていく必要があります。

特に、パート7では時間がなくなり、時間切れということがよく起こります。僕自身読むスピードがそもそも遅くて、よく時間ぎれになってしまいます。内容把握の力がそもそも弱いと思います。日本語でさえ2回、3回読み直したりすることはよくありますから英語ならもっと頻繁に起こります。

僕と同じようなタイプの方は、全てpart7を答えられなくてもいいです。10問解けなかったとしても、精度が高ければ、600点は余裕で超えます。part7は、この表のように50%程度を目標にして大丈夫です。

その代わりpart5、part6で大量得点をしておき、part7のために貯めておくという戦略です!

もし、最後まで解けなくても、しっかりそれまでに自信を持って正解にたどり着くことができれば、目標の600点にたどり着くでしょう

正直、600点を取れる実力を持っていれば、リスニングはpart3、4において17問以上の点数は取れると思いますので、もしかしたら、リーディングでの負担が軽くなるかもしれません。

 

文法の勉強方法

 

文法は、TOEIC文法の練習問題をひたすら繰り返すしかありません。

それを繰り返しすることで、パターンが見えてきます。

パターン

  1. 品詞問題
  2. 不定詞、仮定法など形の問題
  3. 単語問題

大きくはこの3つに分けられます。特に1の品詞問題ができれば、時間を食わずにスラスラ解けるようになります。

TOEICの本番では、この3つが均等に出てくることが多いです。(たまに品詞問題の数が多いことも)

なので、30問のうち10問が形を見ただけで解けたら時間に余裕ができます

part5の目標時間は、大体10分〜12分程度です。最大で15分です。それくらいの時間で解けるようになるまで、反復練習を繰り返しましょう。

 

part5で必要になってくるのは、単語力と、文法力です。文法は「TOEICL&R文法でる1000問」で演習し、単語は、金のフレーズでいいと思います。

この2冊があれば、パート5は20点は余裕です!

僕もこの2つを使ってから点数がぐっと伸びました!

 

 

文法の基礎がまだできていない方へ

文法の基礎がまだ確立できていない方は、基礎的な文法から学ぶ必要があリます。文法書でも、動画でもどちらでも構いませんが、確実にして欲しいことは、SVOの文型+品詞です。これらは英語の基礎中の基礎で、もちろんTOEICの文法問題にもよく出てきます。

動画で見る場合、YouTubeなどでは、順番がバラバラになっていて、効率的でないと私自身感じました。僕も使っていたスタディサプリでは、神授業で有名な「関先生」が特に大事な部分から順番に文法が学べる仕組みになっていて、その部分からTOEICの問題も出る確率が高いので、本当におすすめです!

学ぶ順番は、文型→品詞→時制→文法の順番です!この順番だけは守って勉強してください。短い時間で質の良い勉強を行うために必要不可欠です。

スタディサプリTOEIC特徴

専門家による豊富な講義

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スマホ・タブレットで簡単にアクセス可能(3分で1講義)

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part6は、文法問題+長文問題です。

part6は全て読むのが鉄則ですが、600点を目指すのであれば、文挿入問題は落としても構いません。

構成

全16問

  • 文法問題(75%)
  • 文挿入問題(25%)

4問中3問の文法問題ができれば、75%は獲得できる!時間がないときは文挿入の問題を飛ばす

Sota
Sota
1つの文章4問で、そのうちの1問が文挿入!

Part6も時間との勝負です。一問30秒、16問で10分程度の時間で解き切るのを目標にしましょう!

その時間に間に合わせるために、わからない分挿入問題は捨てて、出来るだけ文法問題に時間をかけるようにしましょう。

時制の問題か、接続詞、品詞問題が多いので、少し読めば答えがすぐわかります。

熟語問題だとわかって、「知らん」となれば、適当にマークしましょう。そこは知識問題なので諦めてください。

 

長文問題の勉強方法

part5,part6で失敗をしたときのためにも、part7でできるところは点数を確保していきたいところです。

マシュー
マシュー
本文の意味がしっかりわかるところは点数を稼げるところです。根気よく解きましょう!

そのためにも単語は絶対勉強するべきです!試験前日まで毎日コツコツ積み上げましょう。オススメの単語は金のフレーズです。

どのようにして勉強したら良いのか気になる人は『至高のTOEIC単語帳』金のフレーズの使い方と毎日の勉強方法をご覧ください。パート7も、パート6と同様に、できるだけ全部読みましょう。しかし、あまり読み返すことのないようにしたいです。

全部読む=全部訳をするではありません!では、どのように読み進めていけばいいのでしょうか??

基本的にはストーリーの流れを確認するだけでいいんです!

例えば

  • Webサイトを今度新しくするんだ
  • 今は古いタイプでアクセスも少ない
  • 顧客が商品を購入しやすいようにボタンをつけ
  • リニューアルの期間は8月20〜30
  • その期間メールは使えないから気をつけて!従業員にも言っておいて
  • その期間緊急のことなら私に電話をかけてください

こういうタイプの文章があったとしましょう。流れを抑えるだけでかなり長文を解く時間が短縮されます。

Q いつリニューアルするのか?

だったら、4の場所をもう一度見れば、すぐ答えが出ますよね

Q 新しい、webサイトではどんなことができますか?

この質問なら、3の場所を見れば、答えが出ますよね!

こういう感じで、文章をブロックごとに分けて、「このブロックでは時間」、「このブロックでは新しいサイトのこと」のようにして、解くと効率が上がります。TOEICの長文は、量が多いので、1つ5分で終わってなくても次に行くようにしましょう!

とりあえず、問題を最後まで見るということが大事です。パート7は最初の方は簡単で、途中が難しくなり、最後の方簡単になります。つまり、最後の方が、複数のパッセージがあるからといって必ず難しいというわけではありません。

長文のパートで一番難しいのは170〜180番あたりです。正直ここが解けなくても、最後の方がしっかり解ければ、600点は余裕に取れます!長文問題は全部で54問程度あるので、そのうちの30問は正解したいところです。30問を切っても全体で60%取れるかもしれませんが、余裕を持って6割を超えたいので、30問以上正解できることをまず目指して勉強しましょう。

リーディングでの点数を効果的に上げたい方は、各パート別の対策と勉強スケジュール+使う参考書や教材をまとめた記事、「TOEICのパート別対策と勉強スケジュール」をお読みください。

リスニング

part1

part1はリスニング問題で、絵と同じ内容を話しているのはどれ? というパターンの問題です

マシュー
マシュー
リスニング問題で一番簡単なところだから点数を稼ぎたい!

勉強方法

  1. 問題を解く
  2. 答え合わせをする
  3. スクリプトを見て単語の確認(わからないのがあれば、調べる)
  4. スクリプトを音読(5回)
  5. スクリプトなしでもう一度聞く
  6. ディクテーション
  7. シャドーイングをする

6は、時間もかかるけど、part1、2は短いのでできる!part3からはなしでも良い。

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part2

part2は、ほぼ1や2文だけです。ここは点を取りやすい場所なので、集中して聞こう!

特に最初を聞き逃したら点数が取れないので、最初に注目してください。

ほとんどが疑問文で、それに対する応答を求めています。

例: When does she arrive?

  • She will arrive at the office.
  • Yes, she does.
  • She will come here at two.
マシュー
マシュー
こんな感じで3択で問題が出るよ。

この選択肢を見てわかる通り、最初の疑問文を聞きそびれたら問題解けません!しかし、単純に、whoがきたから、人の名前と単純ではありません。最近では、「ぼかし」の手法が使われることがあります。ぼかしとは以下のような例です。

例:誰がこの机に書類を置いたのか?

答えー知りません

誰とは明らかにしていませんが、質問の答えになっているのでこれが正解になります。つまり、5H1Wだけを確認するのではなく、誰が(いつ)何をしたのかの部分を聞き取れるように練習しなければいけません

勉強方法

  1. 問題を解く
  2. 答え合わせをする
  3. スクリプトを見て単語の確認(わからないのがあれば、調べる)
  4. スクリプトを音読(5回)
  5. スクリプトなしでもう一度聞く
  6. ディクテーション
  7. シャドーイングをする

part1と同じ練習方法です。それ+ when, what, where, which, who,how(5W1H)が聞き取れるように練習しましょう!

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もし、リスニングが聞き取れないという悩みが続いている方は、「リスニングが聞き取れない理由とその対策」の記事をご覧ください。

 

まとめ

1ヶ月でpart1、part2、part5、part6つ4のpartをできるだけ完璧に仕上げることを目的としてください!目標はそれぞれ8割以上を取ることです。4つができるだけで、全体の4.5割のスコア(450点)を獲得できます。あとの150点で残りのパート3、4、7を解くイメージでいいと思います。

パート3、4は先読みが大事です。さらにパート7は時間がないけれど全て読んでください!設問はそんなに難しくありません。

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