こんな方におすすめ
- ● 英文法の超基礎について知りたい人
- ● 英文法の核心について迫りたい方
- ● 英語をのスコアを劇的にあげたい方
- ● 英語のぶち当たっている壁を突破したい方
英文法の4つの島
- 文型
- 限定・説明
- 配置転換
- 時制
英語というものは、この4つの島から成り立っています。
英語を話せるようになる、テストで高得点をとるためには、この4つの島について深く理解をすることが成功の鍵になってきます。 逆に言えば、英語はこの4つのみを勉強すればネイティブ並みに聞いたり、話したりできるようになるということです。
この記事では、その中でも、もっとも大きな島の「文型」と「限定・説明」について書いていきます。
文型
文型には5つのタイプがあります。
- SV(第1文型)
- SVC(第2文型)
- SVO(第3文型)
- SVOO(第4文型)
- SVOC(第5文型)
学校では、すぐに飛ばして文法の詳しい説明の部分に入ってしまうことが多いですが、実は、英語の中で本当に大事なのは文型の部分なんです。
僕は、文型を徹底的に勉強を始めてからようやくリーディングやリスニングのスコアが伸び始めました。それまでは、どれだけ本を読んでも全く無駄だったんです。
それほど文型は、英語の核心に近い部分であり、深い理解が必要な要素なんです!
第1文型
そもそも、文型に使われる記号があります。上でも書いていますが、
S、V、O、C、その他の5つです。
S= subjectの略で、主語を指します。(文章の最初にくる部分です)
V=Verbの略で、動詞を指します。
O=objectのことで目的語を指します。
C=compensateで、補語を指します
使い方は、シンプルで、自動詞は、第1文型、他動詞なら、第3文型です。
第4文系や、第5文型の方がややこしく見えますが、全ては、1〜3の文型の組み合わせなので、第1文型から第3文型までを完璧にすれば、難なくできます。
自動詞
自動詞は、自分だけで成り立つ動詞と習いますが、実際は「自分から出た力が自分を動かす」と捉えた方がスムーズです。
例: The boul bounds at the station.
ボールが、駅で跳ねている。
この英語を聞いたときに、主語に誰が跳ねさせているとか、なぜ跳ねているのかの説明がないですよね?
なので、これが意味するのは、「ボールが勝手に跳ねている」です!
「あのボールがなんでか知らんけど勝手に跳ねてんねん!」
ということを表す文章です。
では、動詞の後ろにある、「at the station」はどう処理すればいいのか?
これは、ボールが跳ねている場所を指しているので、あっても無くても文としては成立しますよね?なので付属品(その他)として捉えてください。
この文で一番大事なのは、あくまでボールが跳ねていることです。
他動詞
他動詞は、「誰か(主語)が何か(目的語)に対して力を加えている(動詞)」ことを表しています。
例:I bounds the boul.
私がボールに対して、「跳ねさす」という力を加えている。
この場合、「跳ねさせる」という言葉は、何を(ボールを)にかかっていますよね?
そして、誰が跳ねさせたのかというのが主語にきています。この形が他動詞です。
イコール型
イコール型はいたってシンプルです。「動詞が、主語とその後の補語(名詞)をイコールで結ぶもの」です
このイコール型でもっともわかりやすいのは、be動詞です!
be 動詞は、日本では「〜です」と習いますが、そんなことは特に考える必要は全くなく、ただ「イコール」と覚えておけばいいだけなのです。
I=teacherが成り立ちますよね?これがイコール型です。他にもbe動詞以外にもイコール型を表す動詞がいくつかあるので、紹介しておきます。
- seem
- go
- remain
- stay
- feel
- sounds
他にもありますが、一般動詞でイコールを表す代表例ですので、一緒に覚えておいてください。
第4文型
第四文型は、第3文型に「人」が途中で挿入される形です。詳しくは、こちらの記事で説明しておりますので、ご覧ください。
「S(人)がO1(人)にモノ(O2)をする」という形です。
これをこれを第4文型と呼びますが、give(誰かにモノをあげる)が一番よく使われるので、give型とも言われます。
giveと同じ意味(あげるや渡す)という意味を持っているprovideなども第4文型を使うことが多いです!
第4文型の文法の使い方、詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください↓
-
参考「第四文型が苦手な方」すぐにわかる!第4文型(SVOO)の使い方、変形の方法
こんな方におすすめ 第4文型がよくわからない方 第5文型があまりわからない方 第4文型の変形の仕方が曖昧な方 このような悩みのある方に読んでいただきたい記事になっています。 第四文型とは? あまりよく ...
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第5文型
なぜ第5文型と呼ばれているのか?
答えは、第3文型と第2文型を合わせた形だから
第3文型の形は、SVOで、第2文型はS=Cで、動詞は「イコール」を意味すると勉強しましたね。
ポイント
第五文型は、「SVO+O=C」の形で成り立っています!
例: I call the dog Ken.
「I call the dog.」(私は→呼ぶの→何を(犬を))
まず、call(呼ぶ)がきた時点で、次に「何を?」と聞きたくなりますよね?
なので、「犬を!」と答えました。でもまだ足りないですよね?
「犬をなんて呼ぶの?」こういう質問が聞こえてきそうです。
だから「Kenと呼ぶの」と答えました。
これを一つにまとめると、「I call the dog Ken.」
何にも難しくないですよね
この2つのパターンが成り立ちます。この形を第5文型と呼びます。
第5文型についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
-
参考世界を広げろ!世界一詳しく第5文型の使い方を紹介します!
こんな方におすすめ 第5文型についてよくわからない方 名前は聞いたことあるけどあまり理解できてない方 使い方がよくわからない方 このような悩みのある人に読んでいただきたい記事になっています。 &nbs ...
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英語の限定・説明
英語の名詞を修飾する、形容詞型(限定)と名詞を詳しく説明する(説明型)の2種類が存在することについて書いていきます。
基本的に、文章が長くなる理由は、この説明の部分が多いからであって、噛み砕いて考えると、「全部この名詞の説明かい!」ってなることも結構あります
限定
限定の使い方について話していきます。まず、限定とは何か?
例えば、”This is an apple.”
An appleは、「りんご」のことですよね?でもりんごっていろんな種類があるし、赤色なのか、緑なのか範囲を狭めることができますよね。
つまり、「りんご→赤いりんご」となったら、その分名詞が絞れてきました!
例:This is an red apple.
これは、appleという名詞を前から、「赤い」と限定しにいっているので、「限定」と呼びます
説明
説明は、単語の説明が、その語句や単語の後で展開される状態のことです。
説明は、大量のタイプがあるんですが、その中の一つを紹介していきたいと思います。
こんなに長い文でも、「説明」の考え方を使えば、簡単に解釈することができます!
ポイント
- Oxytocin is a chemical, → is なので「イコール」の用法 オキシトシン=化学
- Oxytocin is a chemical, hormone →コンマの後は、名詞の説明 化学=ホルモン
- hormone produced in pituitary gland in the brain.→ホルモンの説明
名詞の後にコンマ、もしくは「〜ingか、ed」がつくと名詞の説明が始まると思ってください。
今回は、化学の説明 「脳の中の下垂体で作られたホルモン」
ホルモンの説明 「脳の中の下垂体で作られる」
私の参考
僕は、この文法、さらに英語の核の部分を勉強して、英語のリーディング、リスニング力が一気に上がりました。
IELTSもずっと5.0から伸びずに1年半くらい成果も出ずに悩んでいましたが、この核の部分を知ってから半年で、6.0レベルまで引き上げることができました!
僕が、このスコアまで引き上げるために使った最強の文法書を紹介します。
限定・説明を使えば不定詞や関係詞・分詞構文すら怖くない!
例えば「今日勉強するためにここに来た」と言いたいとき、わざわざ文法の名前など気にして使っていますか?日本語にそんな「不定詞」みたいな名前のものがあるのかは知らないが…
ほとんど全員と言って気にせずに使っていると思います。アメリカ・オーストラリアのネイティブもそうで、「不定詞」やら「関係詞」やらそんな小難しい名前はわからないんです。
彼らはどういうふうに習うかというと、先ほどの「限定・説明」が全てです。
日本で習っている「不定詞」、「関係詞」「分詞構文」は全て説明の分野に入り、最初に述べたことを後からダラダラ付け加えていく方法です!
不定詞
I attended the conference to improve my company`s old system.
まず、解釈として初めにやることは、SVOの選定です!これから全てが始まります。
I attended the conference
I ( S) attended(V)the conference(O)
これで文系としては完結しました。それ以降付け加えるのは、全て「説明」となります!
「何のために?」→ to improve my company's old system.
結局、SVO以降は全て付け足しの文で、あってもなくてもどっちでもいい文章なんですが、「SVO」だけだと文章が幼稚なのでこのような文章構成になっているだけのことです
関係詞
関係詞は、前の言葉(名詞)もしくは文章全体を後ろで説明するという典型的な「説明」のパターンです!
この文章を噛み砕いてみていきましょう!
まずは、SVOを見つけるところからです。
I ( S) met(V) the girl (O)であることがわかりますね。それよりあとは”who”が入ってきて、名詞が続くわけでもないのでSVOOの形はありませんね。これで文型としては終わりです。
Whoから先は全て「説明」です!関係詞は、whoの入る直前の名詞(人もしくはもの)を後ろで説明することになっているので、後ろで色々書かれているのは、全てwhoの直前の "the girl"の説明になっています。
つまり、「どんな女の子に会ったのか?」→英語が話せる という文章がこれで出来上がったということです。
関係詞 Which
これも先ほどと同様に、I( S) use(V)the pen(O)で、whichという関係詞がそのあとに入り、whichの直前にある "the pen"を後ろで説明している文章です。
「ペン→昨日買った」と後ろでどんなペンなのかの説明がしてあるだけです。
関係詞 what
関係詞のwhatで覚えておきたいことは、what = the thing whichのことだということです。
日本語で訳すと「〜なこと」と言いたいときに使います。
Whatの特徴
- 先行詞(関係詞の前の修飾したい名詞がない)
- SVOが完璧ではない。
- 「〜なこと」と訳す
基本的に、目的語(O)の部分が省略されて使われます。その理由は、what = the thing whichの略だからです。先行詞のthe thingの部分が後の文章で抜け落ちるので、名詞となる(O)の部分が削られて不完全な文章が出来上がるという構造です!
ingと関係詞の違い
ingやedの形も前の名詞を後ろで説明(修飾)するといった役割では全く同じです。では、関係詞を使うときと、ingを使うときでは何が違うのでしょうか?
答えは、「ingは、今起きている出来事に使う」です。あくまで、ingは、ingとしての仕事をします。
関係詞の特徴は、whoのあとに普通の動詞(現在型や過去形)が来ます。現在型を使うときは「日常的に行われていること」を意味するので、そのいっときだけではないということです。
例えば、例の「There is a man who speaks English.」では、日常的に英語を使っている男の人に会った。というニュアンスになります。逆に、
There is a man speaking English.とすれば、日常的に使っているか分からないが、その時は使っていた!というニュアンスを表すことができます。使い方次第で、色々なニュアンスを生み出すことができるのです!
コンマと関係詞の組み合わせ
まず初めに覚えてほしいことは、コンマは「イコール」のことを表しています。
一つ目の文章は、乗客が何人いたかは分からないが、怪我をした乗客はほとんどいなかった。
二つ目の文章は、そもそもほとんど乗客がいなかった。そしてその乗客はこの事故で怪我をした。
コンマがあるかないかで文章の意味が全く違ってきます。この際文法用語は完全に無視して説明しますが、二つ目の文章は少ししかいなかった乗客に焦点を当て、who の後でその乗客についての説明をダラダラ書いているのです。
この文章もいい例です。コンマが多くてややこしいように見えますが、結局はOlehという人の説明を後ろの(20, who lives in an apartment block, overlooking the police station)
より詳しく説明していきます。
Oleh = 20 = who lives in apartment block
ここでの情報は、Olehは20歳でアパートに住んでいるということです。apartment blockはアパートの一角(アパート)のことです!
ここでもコンマがあるので、アパートに住んでいる20歳のOleh=交番を見下ろしている。ここでその後の説明にingを使っているのは、今まさに交番を見下ろしているという状況を説明するためです!
さらにOlehは彼のfirst nameを教えることを断っている。断っている状況が続いていることを記している。今も続いているから「ing」
私の最強参考書2選
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