こんな方におすすめ
- シャドーイングやオーバーラッピングについて知りたい人
- シャドーイングかオーバーラッピングのどちらが効果的に英語が身につくか知りたい人
- リスニングをより強化したい人
このような方に読んでいただきたい記事になっています。
オーバーラッピングとは?
Q そもそもオーバーラッピングを知ってますか
オーバーラッピングとは?
オーバーラッピングは音声を聞きながら音に被せて発音していく英語のリスニング練習です。
オーバーラッピングは 音声の原稿(スクリプト)を見ながら声に出して言うので理解度が深まります。
英語の発音を上達させるためにすごく役に立ちます。そして、ネイティブの英語の速度がどれくらいか声に出すことで実感がわいてくるでしょう!
効果
- 英語独特の発音やリズムについていけるようになる。
日本語にもリズムというものはありますが、英語は全く違います。
日本語なんてショボいもんですわ!
なのでそのリズムに慣れることが英語上達の近道なのです。
Ex) 昨日ご飯食べましたか?
これを言いたい場合のアクセントは
昨日 ご飯⤴︎ 食べました⤴︎ か⤵︎
こんな感じに上がり下がりがありますが、英語の場合
Did ⤴︎you ⤵︎ eat ⤴︎ diner yesterday?⤴︎
日本語より数段イントネーションの場所が多いんです!
オーバーラッピングは日本語とは違うイントネーションを感覚で覚えるためにすごく役に立っている!
- 一語一語の単語の理解が深まる
オーバーラッピングは、スクリプトを見て発音するため、リスニングで聞き逃した単語を再確認することができます。
そして、難しい単語があったとしても、音声があるので、正しい発音がわかるというメリットがあります。
例
If you have any questions, please let me know.
こういう文章があったとしましょう。
リスニングでは、”If you have” がくっついたり、”let me know”がくっついて何を言っているのかわからなくなることがあります。
その時に、オーバーラッピングをしていると、『この発音の仕方は、let me knowだ!』とだんだんわかるようになってきます。
この練習を続けると効果は確実にあらわれてきます。
オーバーラッピングは、リスニングでの音のくっ付き(連続)が聞き取れるようになるための訓練です!
シャドーイングとは?
Q そもそのシャドーイングを知っていますか?
シャドーイングとは、文字通り「影」のようにお手本の英語の後をついて発音していくトレーニング法です。
https://dokugakuenglish.com/speaking/shadowing-method/
まぁ影武者の様に言葉を追っていくと思ってください!
これはリスニングがしっかりできていないと英語がが聞き取れない無理です。難易度は激高です。
しかし、これをしっかりできるようになれば、リスニング、リーディング力ともにグッ〜〜〜〜〜!!!と伸びるでしょう!
効果
シャドーイングをすれば文章の深い意味がわかる
どういうこと?
オーバーラッピングは極端にいうとスクリプトを音声と同じ速度で読んでいるだけ。文章の深い意味合いがよく分からなくてももなんかできた感覚になってしまうんよねー!
しかし、シャドーイングではそれは不可能です。
『単語が聞き取れない』『つながりがわからない』『何を言っているのかわからない』となれば、シャドーイングは出来ません。
シャドーイングはスクリプトは見ないわけですから、音声だけを聞いて、その後からついていくように発音しなければなりません。
つまり、リスニングで『ごにゃごにゃ〜』となってしまったところをしっかり発音できるように練習しなければなりません。
- 英語を集中して聞き取れるようになる。
これは試験を受ける時絶対リスニング必須です!
しかも試験時間はまあまあ長い30分〜1時間 集中力が大事なんですよね〜!
その間ずっと集中して聞かなければなりません。日頃から英語を30〜40分連続で聞ける
訓練をすることが大事なのですよ〜!
オーバーラッピングとシャドーイングの違い
2つの違いとは?
1 スクリプトがあるかどうか
シャドーイングには無しで、オーバーラッピングにはあります。
2 発音する場所
シャドーイングは音声から0.5〜1秒遅れて追いかけていきますが、オーバーラッピングは音声と同じところを発音する。
単語認識力
シャドーイングの方は単語の意味をしっかり理解していないと聞いただけでその単語が頭の中で浮かんでこないでしょう。
つまり、単語を出してこれる引き出しをたっくさん作っておくことができるようになります。
単語力: シャドーイング>>>オーバーラッピング
リスニング力
リスニング力に向上の仕方がオーバーラッピングとシャドーイングでは全然違います。
もちろんスクリプトのないオーバーラッピングの方が本番のリスニングに近い形なので、オーバーラッピングの時と比べて2〜3倍ぐらいの勢いで伸びが早い!
オーバーラッピングとシャドーイングのやり方
オーバーラッピング
教材の文章の音声をいてみる(スクリプト見ずに)
聞き終わったら自分なりに意味を考えてみる
スクリプトを読んで、その意味とどれだけずれていたかを確認
この時点では、どれだけ間違っていても良いので、とりあえず、どこが自分が思っていたイメージとずれていたかを確認する。
スクリプトを読んですぐ日本語の意味が頭に浮かんでくるようになればOK
必ずしも文字でなくても良い。イメージでも浮かんでくれば良い!もし、わからない単語があれば、想像する。
ここでは辞書やスマホで調べない。想像する練習をする。
日本語訳を読んで自分の思っていた意味と一致させる。
もし違っていた部分があれば、英語をもう一度よく読んで理解する。
わからない単語、文構造があれば、調べて明らかにさせる
オーバーラッピングで音声と同じ速度で読む
この段階でようやくオーバーラッピングに入ります。音声と同じ速度で読んでいきましょう。
1回や2回で終わるのではなく、5回ぐらい繰り返しましょう。
そうすると、だんだん音声のスピードについて行けるようになり、ネイティブの速さに慣れます。
シャドーイングをする
順番はやはり、オーバーラッピング→シャドーイングがいいでしょう。
内容、文章、意味をしっかり把握した上で、シャドーイングをした方がより効果的だと思います。
もし、オーバーラッピングを何度もしていて、シャドーイングはまだという場合は、シャドーイングを繰り返し練習するだけでもいいと思います
もし、YouTubeを使ってシャドーイングの勉強をしたいと考えている人、無料で練習したいと思っている人はこちらの記事をご覧ください
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この二つの練習方法を組み合わせて1ヶ月前の自分に差をつけれるようになってください!!
応援しています☺️