こんな方におすすめ
- TOEICの模擬試験を有効に活用する方法を知りたい方
- TOEICでハイスコアを目指している方
- 何度も挑戦しているがなかなか結果が出ない方
このような方に読んでいただきたい記事になっています
受験前の準備と計画
定期的な模擬試験の受験スケジュールの重要性
TOEIC試験の対策をする中で、模擬試験でのタイムマネージメント、本番と同じ状況での問題に取り組む状況はとても大切です。TOEICの模擬試験は本番で出た問題を過去問にしているところはどこもありません。公式本であっても過去問ではありません。
しかし、模擬試験はTOEICを徹底的に分析し、問題を作っていたり、TOICの公式も本番さながらの練習ができるように模擬試験を出しています。
週や月を通して模擬試験の問題を解くことで、安心して本番試験を受けることができます
試験日と同じ時間帯での受験の効果
模擬試験を試験日と同じ時間帯に受験し、本番の状況に最も近い状態で対策を行うことはとても重要です。試験当日の体内時計やコンディションにできます。本番の試験が夜に始まることはないので、お昼・または朝の時間に集中できる状態を作っておくことでいつもと同じコンディションで試験を受けられるため、最大の力を発揮できます
この状態を作っていたのにも関わらず、テストの点数が悪ければ、それは単純に英語力が足りなかったというだけです!
TOEIC本番では、リスニングで集中力を切らさずに解き切る、リーディングは時間がタイトなので脳の回転も早くしなければなりませんそのため、できるだけ最高のコンディションを作っておきましょう!
得意分野・苦手分野を仕分ける
まず模擬試験を行った時に結果を「Excel」などを使って、セクションごとにそのデータ(正答率)をまとめていってください。どのセクションが自分が得意な分野なのか、どこの部分で点数が取れていないのか、正解までに時間がかかったのかを詳しくまとめていきます
回数を重ねるごとにセクションの正解率がアップしていけばいいのですが、600点くらい取れるレベルになると、一定のスコアで安定してくるはずです。何度解いても一向に点数が上がらないという状況になると思いますが、その時ほど分析が重要でより細かい分析が必要になります
より詳細な分析方法
TOEICでは、「絶対に文法には時間をかけてはいけない」という鉄則があり、時間をかければ最後までたどりつけないです。逆に、1問10秒ほどで解ける問題や、3秒ほどで解けるものもたくさんあるのでスピーディーに解いていくことが重要です。
パート5では、語彙問題・単語問題・文法問題の3種類に問題が分かれているので、問題をこの3つのどれに当てはまるのか仕分けして分析します
パート6は、文法問題・接続詞・文章理解の3タイプに分かれるので、苦手な問題がこの中のどのタイプの問題なのかを見分けて繰り返し練習していきます
パート7の長文問題はほとんどが文章理解の問題なので、この「文章理解」ができなかったときは、本や洋書、単語をもっと覚えてリーディングスピードを早めるという対策しかありません。
パートの中でもさらに細かく問題を分析し、正答率が悪かったものや問題にかかった時間(感覚でいい)が多かったものを重点に問題をこなしていくことで対策をしていきます
おすすめの模擬試験本と教材
模擬試験を解いてくためにおすすめの教材と模擬試験を紹介します。模擬試験は公式から販売されているTOEIC公式本と、それ以外、TOEICを徹底的に分析した人たちが作った対策本(模擬試験)の2つのタイプがあります。
個人的には、本番1ヶ月前になったら、公式本のみで模擬試験を行い、それまでは他の模擬試験の本やテキストを使って対策する
この方法が最適だと思っています!
僕自身公式本以外の模試もしてきましたが、公式本と同じような点数になった教材や模擬試験本のみを紹介していきます!
スタディサプリ
TOEICの日常の勉強から模試まで全てをスタディサプリのみで完結させることができます!
この本があれば、あとは単語帳(金のフレーズ)のみで他の参考書は買う必要もありません。スタディサプリが徹底的に分析して改良を重ねて作った模擬試験は20回分あるので、毎週解いたとしても5ヶ月分の模擬試験があり、量も質も十分です!
個人の感想
中身はTOEICの公式本とほとんど変わりありません。この模擬試験で取れた点数と同じくらいの点数がTOEIC公式でも取ることができ、本番も同じような感じだったので、個人的に信憑性が高いです!
スタディサプリで習う(imply)の問題や文法問題も散りばめられていて、覚えた知識を試せる絶好の場所です
解説動画もあり、関先生が解説してくれるので、間違った理由などもはっきりし、対策がしやすいです!
精選模試シリーズ
精選模試シリーズは本当におすすめできます。この本はリーディング5個・リスニング5個の問題を解くことができます。ただし難点は本が2冊必要になることで、それぞれが独立していることです。
模試形式で行うときは、リーディングテスト1、リスニングテスト1と2冊用意して行いましょう!
個人の感想
中身はTOEICの公式本より少し難易度が高いかもしれませんが、ほとんど同じように感じました。この問題を100題行い、僕個人は95問しか解けなくて終わり、試験でも95問解けて終わりました。スコア表はあまり参考になりませんので、何割解けたかを計算してください。
公式本より解説がしっかりしている(詳しい)ので、復習をして次のステップにきっちり進むことができます。
正直公式本以外の模試はこの2つ以外紹介できるようないいものがありません。その他はパートごとの徹底問題集や、TOEIC全般の練習本がほとんどです。
模試を行うときは、スタディサプリか、市販の参考書なら「精選模試シリーズ」のどちらかしかないと思っています
公式本以外の模擬試験のメリット
公式本以外を使うメリットは「解説量が多いこと」、「コスパがいいこと」この2つです。
公式本は、1冊に対して2回しか模擬試験ができないが、市販のものだと5回分あったり、スタディサプリに関しては20回分の模擬試験があります。
さらに公式本は3000だが、5回分の模試ができて2000円程度とコスパが良いことが大きなメリットです!正直僕も色々試しましたが、この2つの模擬試験が一番公式と似ていて、量も多くコスパが良いと思っています。
苦手な部分を徹底的に練習するために色々な参考書を買うなら、スタディサプリ1つで完結できますし、模擬試験の量も多いので、結局独学で勉強するよりも安くなっていたということに気づき「もっと早く始めてたらよかった」と思うほどでした。
本番1ヶ月前からは公式本
本番の1ヶ月前からは必ず公式本を購入して、対策を行ってください。
模擬試験で似ていると言っても、公式本ほど正確ではありません。公式本は過去問ではありませんが、TOEIC公式が本番さながらに用意した模試なので、本番と同じ難易度です!
本番前に自宅で本番の問題を1回分受けられると考えてください。本番さながらの準備をして、心を整えて問題を解いてみてください
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