- 視覚優位の人でどのような勉強法が向いているのかを知りたい人
- 自分が視覚優位だと感じている人
このような人に読んでいただきたい記事になっています。
視覚優位の人の特徴
- グラフや表の内容が記憶に残りやすい
- 口で説明されるより、見た方が理解しやすい
- 絵や写真を覚えるのが得意で、理解も早い
- 文章を読む際にも、頭の中でその場面を映像化して記憶に残す力が高い
このように目で実際に見て、理解することが得意な人が多いです。
話し方の特徴
- 身振り手振りが多い
- 頭で映像を思い浮かべながら話す
- 主語が抜けてしまうことが多いが、論理的に説明させると、すごく上手い
このような特徴を持っています。
もし、自分がこのような特徴に当てはまると感じたら、あなたは視覚優位の可能性が高いです
視覚優位の人にオススメの英語勉強方法
視覚優位の人が効果的に英語を学ぶための方法を、「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4つのジャンルに分けてご紹介します。
リーディング
リーディングの中でも、単語、文法、読解の3つに分けて紹介していきます
単語の勉強
単語の勉強は、初めの基礎の単語を勉強するときは、イラスト入りの参考書を使うことをお勧めします!
このイラスト入りの参考書は、初心者向けに基本的に作られているので、英語を勉強するにあたっての基礎単語が大量にあります。
まだ基礎段階だという人はイラスト入りの単語帳をぜひ使ってください!
では、初心者の人はイラスト入りの単語帳で勉強できることは分かりましたが、中級レベル以上の人はどうするのでしょうか?
結論、中級者レベル以上の人は、イラストを使ってある英単語帳を探すのは至難の技です。
残念ながら、レベルが上がるとイラストを使っている英単語帳は探しても見つかりません。その理由はイラストを描いてしまうと、載せられる単語の量に限りが出てしまうからです。しかし、それでも覚えることはできます!
ひと工夫
- 単語帳に自分でイラストを書く
- 頭の中で映像をイメージする
- 単語帳の横に書いてある解説を読んで、使うシチュエーションを理解する
- 実際に書いて、自分の単語帳を作りながら覚える
主に方法はこの4つがあります! それぞれ紹介していきます
単語帳にイラストを書く
単語帳に自分でイラストを書き、単語のイメージを可視化できるようにすることで、理解力が深まります。さらに、それを実際に目で見ることによって、映像が思い浮かべられて、単語を覚えることにつながります!
僕も視覚優位なので、単語を覚える時に、単語帳にイラストを書く、ルーズリーフを使って、わからない単語だけイラストを書くようにして覚えています!全ての単語についてイラストを書いていると時間効率が悪くなってしまうので、どうしても覚えられない単語に絞って自分でイラストを書いてみることをおすすめします。
例えば、sophisticateという単語ー意味は洗練する
この単語がわからない時に、sophisticate=洗礼する と覚えるのではなく、こんな感じのイラストを描きましょう!
頭の中で映像をイメージする
視覚優位の人は、”単語=意味”で覚えるのではありません。
最終的な目標は、単語を見て、その意味の『映像、イラスト』が頭の中に思い浮かべることができればOKです!
言葉として単語を覚えるのではなく、映像として思い浮かべましょう。
単語帳の解説を読んで理解する
単語帳はせめて単語の解説が書いてあるものを選びましょう。
どういう使い方をするのか、どういう語源からきた単語なのかをコラムとして横に書いてある単語帳があるので、そういうものを選んで、わからない単語が出たときはコラムを読むようにしましょう!
自分の単語カードを作る
視覚優位の人は、自分が実際に書いた文字を見て覚えたりします。
実際に手を動かしてたくさん書いた単語は結構覚えられます。それに加えて自分専用の単語カードを作ることで、そこにイラストも描けるし、見やすいようにマーカーも引くことができるのですごく便利です。
やはり、単語をビジュアルとして記憶するので、単語カードにも、覚えられそうにない単語にイラストを自分で書いたりすることで覚えるのに役に立ちます。
文法
文法も残念ながら、絵を見て覚えるということは不可能です。そのため、視覚優位の人は時間は参考書で勉強するよりも少し時間はかかってしまうかもしれないが、動画を見て勉強しましょう!
また、フローチャートや図解もいい方法です。動詞の活用や文の構造を図で示すことで、視覚的にどの部分がどの役割を果たしているのかを理解しやすくなります。
視覚優位の人は、その文法について話している黒板、人、ポインター、口元などから「あの動画の先生がこんな話をしていた」と思い出すきっかけを作ってくれます。
例えば、仮定法の話をしていて、「動詞が過去形になるんだよ」と話していて、色も赤色だったらぼくたちは、「赤だから重要なんだ!」と思い、記憶に留めようとします。特に視覚優位の人はそのような傾向が強いように感じます。
整理された文法の参考書をもとにして、理解が浅いところは動画に頼ったりと、時間効率を高めた勉強をしていきましょう。僕が今まで何個も文法の参考書を見た中で、「1億人の英文法」と「真・英文法大全」この2冊は英文法の構造がしっかり整理されていて、どういうニュアンスで使われるのかが詳しく書かれているので、記憶に残りやすいです!
英語の核心について知る
英語力を劇的に伸ばす方法として一番いいのは英語の核の部分について知ることです。英語の核とは、「なぜこの順番で文法が成り立つのか」「単語の語源」などを知ることです。
英語を単に「覚える作業」とするのではなく、「なぜ」を追求することで、英語についてもっと詳しくなり、ネイティブの気持ちがわかるようになってきます。なぜ視覚優位の方にこの英語の核心を学ぶことを勧めるかというと、参考書で学ぶことができるからです!
podcastやラジオでは、この英語の核の部分について話していることはほとんどありません!あったとしてもあまり誰も覚えていません(印象的でないから)
だから参考書で学ぶのが一番手っ取り早いんです。僕も視覚優位で、この「英語の核」の部分について学んできましたが、イラストやストーリーがあって、すぐに頭の中に入ってきました。
僕がこれまで勉強してきて、一番「英語の核心」に近いと思った参考書を2つ紹介します。
「1億人の英文法、英文法の鬼100則」両方とも愛用していますが、ネイティブの気持ちに寄り添って描かれている「1億人の英文法」についてのレビューを書いている記事があります。
内容について気になっている方はこちらの記事をご覧ください。
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参考『個人レビュー』1億人の英文法を使ってみた感想 〜購入する価値は?
1億人の英文法はどんな本? タイトルにもある通りもちろん文法書です。 でも文法書と言っても文法の問題集や資格試験を通るための文法などの種類がありますが、この本は 『話すための英文法』=英文の成り立ち、 ...
続きを見る
読解
読解は、段落ごとや、場所ごとに思い浮かべる映像が違うので、「最初らへんはこんな感じ」、「真ん中はこんな映像」、「最後はこう」という感じで、場所によって映像を切り替える必要があります。
そして、出てきた映像はどこらへんで読んだものだったのかを覚えておく必要があります。
視覚優位の人は、1つの文章を1つの物語として読むから設問を読んだ時にどこに書いてあったのか迷うのであって、パーツごとに映像を切り替えて、パーツを組み合わせるという作業をすることで、正答率も読むスピードも格段に早くなります
ぼくも最初は1つのストーリーとして映像を思い浮かべて読もうとしていたが、結局覚えられなくて、わからなくなってしまいましたが、
この方法で、正答率あげることできました!
リスニング
リスニングは、視覚優位の人にとっては天敵でしかありません。なぜなら音しか聞こえないからです。音を聞くのが得意なのは聴覚優位の人なので、視覚優位の人はこの分野は不得意です!
しかし、英語で点数を取るためにはリスニングは必須で、避けて通れないです。
リスニングを得意になるためには、まず動画から始める
まず、動画を見て、リスニング力を鍛えましょう!
先ほども書いたように、動画は非常に有効です。特に英語では、相手の表情、身振り、口元から、どんな話をしているのか、どんな単語を話しているのかを読み取っていきます。顔や表情が見える動画はリスニング教材としても有効で、音声だけで聞くのではなく、顔の表情が写っているものを教材として選ぶのがオススメです。
また、それと同時にスクリプトが表示(字幕)があるのがいいです。口元、表情、音声から取り入れて、字幕も見ることで、聞き取れなかった部分はなんて発音していたのかがわかるようになります。その観点からYoutubeが英語初心者には一番おすすめで、中級以上になると、NetflixやAmazon Primeのような映画やドラマコンテンツで勉強するのをおすすめします。
一番オススメのYoutube動画はTEDtalks
ted talksは、無料で見ることができるプレゼンテーションで、有名な物理学者、教育学者、エンターテインメント、アーティストなど数多くの人がプレゼンテーションをします。
ほとんどが外国人なので、使う言語はもちろん英語です。ですから英語でのプレゼンテーションをどうしたらいいのかについても学ぶことができます。
たくさんの人物がプレゼンをするので、いろんな話を聞くことができるし、スクリプトも出すことができるので、リスニング対策も十分です!Ted talksはYoutubeでも見ることができるので、ぜひ活用してみてください。
やはりYoutubeだけではつまらないので、レベルが上がるとドラマや映画をおすすめしてます。私も中級レベルからNetflix、Amazon Primeで映画を見まくって一気にリスニング力が上がったと実感しています
英語初心者の方へ
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参考[2022] 英語勉強のお供になるYouTube
こんな方におすすめ 英語勉強のお供となるYouTubeはどれ? 英語勉強にどのYouTubeを見ればいいかわからない オススメのはどれ? このような悩みをお持ちの方に読んでいただきたい記 ...
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中級以上の方(Amazon Prime)
アマゾンプライムに会員になるだけで、Amazon Prime ビデオも見ることができるので、一石二鳥です!
ライティングとスピーキングは視覚優位はあまり関係ない?
個人的に、ライティングとスピーキングにおいて視覚優位は関係ないと感じています。ライティング力を伸ばすためには、今まで、文法、単語で培った知識をアウトプットすることだけが重要なのです!
つまり、視覚優位であっても、聴覚優位であっても、アウトプットすることで、しっかり伸びる分野なのです。
ライティングで伸ばす方法
文章を書く前に、頭の中で内容を視覚的に整理することは、視覚優位な人にとってとても効果的です。そのため、マインドマップを使って書きたい内容を視覚的に整理し、それを軸にに文章を構成する練習をすることをおすすめします。
マインドマップを使用することで、全体の構造を視覚的に把握し、スムーズに文章が書けるようになると思うのでぜひ活用してみてください。エッセイを書く際には、導入、本文、結論のそれぞれのパートにどんな内容を書くかをマインドマップで整理してそれを基に書いていきましょう
ライティングを伸ばすコツ
- 英語の日記を書く(今日したこと、感じたこと)
- 英検などの資格試験のライティングを1日1題書く
- 読解で読んだ文章を自分なりに要約する
スピーキングで伸ばす方法
- オンライン英会話をする
- 英語コミュニティーに参加する
- アプリを使って、海外の人と会話をする
主にこのような海外の人と直接話すことができる機会を作ることで、スピーキングの能力をあげることができます。
最近ではAIと話すみたいなこともできるようになっていますが、やはり、人と話すのとは違います。イントネーション、強弱が人によって違ったりするので、それらを学ぶためにはやはり人間でなくてはなりません。ただ、スピーキングに関しては、人と実際に英語を使って話す以外に伸びる要素がほとんどありません。
時間がないときには自分だけで独り言として、今日あったことを英語に変えていう練習をしてみるといいです。しかし、会話の練習にはならないので、会話の練習(コミュニケーション)をしたいときは、オンライン英会話をおすすめします。理由は毎日練習できるからです!
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