こんな方におすすめ
- very, so, tooの違いがわからない方
- どういう意味の違いがあるのか
このような疑問をお持ちの方にオススメの記事になっています。
very, so, tooの共通点とは?
みなさんご存知の通り、この3つは日本語では同じ意味です。
『とても』
と訳をしますよね。
Veryの使い方
veryは第三者側から見ての話す時、また、そこまで感情的にならない時。
フォーマルな言い方。
書き言葉に近い。
I think He is very strict.
私は彼はとっても厳しいと思う。
●私が第三者の立場に立って彼のことを厳しいと感じている。
●普通より厳しいけどそこまで感情的にはなっていない。
soの使い方
so はさっきと違ってより感情的に訴える時に使います。
I was so happy
この場合この『so』は
I was sooooo happy.
こんな感じですごい気持ちを込めて話す時に使われます。
veryに比べて話し言葉でカジュアルなイメージを持ちます。
ポイント
1: soの方がより感情的に相手にうったえる時に使う。
2: veryはフォーマルなイメージをもち、soはカジュアルなイメージを持つ
reallyの使い方
reallyもすごくの意味を持つ言葉です。
reallyとsoはほとんど同じなのでどちらを使っても全く問題ないです。
しかし、文で入る場所が少し異なるので注意しましょう
reallyが入る場所(例)
動詞の前
I really like to go to the zoo.(私は動物園に行くのがすごく好きです)
このreallyは、動詞にかかっていて、『すごく好き』となります。
形容詞の前
She is really beautiful.(彼女はすごく綺麗です)
I went to a really beautiful beach.(私はすごく綺麗なビーチに行った)
この『すごく』は、綺麗にかかっているため、形容詞を修飾してると言えますよね。
注意ポイント
- Really は、主語の前、文の最後には来ない
- 名詞の前に来ない
絶対ありえない例
- Really, I went to the beach.
- I went to the beach, really.
- This is a really apple.(これはめっちゃりんごです)
こんな文章は、存在しない。
あくまで、reallyは副詞で、形容詞、または動詞を修飾させる役割
reallyとsoの文の違いとは?
really
例: I really want to go outside.
例: I am really tired.
reallyは基本動詞の前に使われます。
be動詞の場合は動詞の後に入る。
そして、動詞、形容詞の両方を修飾できる(万能系)
so
例: I am so tired.
しかし、さっきの例の
I want to go outside.
ここにsoを入れることができません。
つまりso、 very は形容詞のみ修飾できる。
ポイント
reallyは動詞、形容詞ともに修飾できる万能型
so, very, tooは形容詞のみを修飾できる特化型
tooの使い方
tooを使うときはネガティブな要素が入ります。
例: I am too tired.
私は疲れすぎてる。→だから何もしたくない…
こんな感じのニュアンスを持ちます。
もっと詳しく
tooを使った熟語
S(主語)+V(動詞)+too+ 形容詞+to do
Sが〜して〜すぎて〜できない。
too〜to do - 〜しすぎてーできない。
こういう構文があります。
例
I am too tired to study.
こっから分かるようにtooはネガティブなイメージを持つので単なる『すごく』の意味とは違うのです。
tooかveryか見分けよう
このニュアンスの場合→ too(ネガティブイメージ)
このニュアンスの場合ーvery(そこまでネガティブではない)
このニュアンスの場合ーvery(ポジティブイメージ)
So, very, tooを使った時のニュアンスの違い
- It is so important.
- It is very important.
- It is too important.
- it is really important.
この3つのニュアンスの違い分かりますか?
外国人が普通に話してる場面をイメージして見てください。
1の場合: so の部分でタメができるので、『ここが重要なんだ!よし聞こう!』と心構えができる
2の場合: veryの場合はあまりタメができない。『It's very important~』とすらっと通り過ぎていく
3の場合: 私には重要すぎる。という意味になり、『重要すぎるかからそれは私に言うべきことじゃないよ』って感じのニュアンスになる。
4の場合: reallyもタメがあまりできないので、すら〜っと流れていく
ココがポイント
『so』はタメの長さで重要度を決める。そしてveryは『ve』の声のボリュームの大きさで重要度を決めている。veryと同じようにreallyも
『Rea』の声のボリュームの大きさで重要度を変えている。
Really とso とvery結局どう使い分けるのか
日本人は単語が違うので、使い分けるシチュエーションが違うと思っていますが、『たまたま頭に浮かんだのが、Really とか、very』なのでそれを言っているだけなんです。ネイティブの人はそこまで深く考えて使っているわけではありません。
しかし、上司と話す場合、プレゼンテーションで人前で話すときは彼らも言葉を選んで話します(日本人と同じですよね)
そのため、ちょっとカジュアルな雰囲気になるsoはあまり使われないのです。
まとめ
really
1:フォーマルな言い方。プレゼンテーションでよく使われる
2:第三者から見た視点
3:形容詞のみ修飾
so
1:感情的に訴える時
2:カジュアルな言い方、話し言葉
3:形容詞のみ修飾
too
1:ネガティブなイメージを連想させる
2:really、soとは全く違う
3:形容詞のみ修飾
really
1:soと比較的似ていて感情的に訴える
2:動詞、形容詞を修飾できる