こんな方におすすめ
- it, one, thatの違いを知りたい人
- it とthatの何が違うのかを知りたい人
このような悩みを持っている方に読んでいただきたい記事になっています、。
itの使い方
中学校で習う通り、itは『それ』です。
1:代名詞としてのit
例: I went shopping with my mother yesterday. It was really fun.
この場合のit =ショッピング
として表すことができます。
つまり、it は短い言葉をさす時に使われることが多いです。
itは文全体を指すことはできません。
2: 形式主語としてのit
形式主語と難しい言葉に聞こえますが
意味はないが主語をとりあえず付けたという形の場合です。
英語は必ず、1文のなかに、S(主語)V(動詞)は存在します。
なければ文として成り立たないです。
例題
It is difficult for me to stay.
直訳すれば、『それは私にとってとどまるのが難しいです。』
でも、この時の『それは』は訳に入れません。
意味は『私にとってステイするのは難しい』だけです。
つまり、主語の『それは』は訳自体をしない。
It is rainy today.
今日は雨です。
中学校で習う文です。
ここでの it は前に『それ』に当てはまる単語、文がないので適当に作った主語になります。
これを形式主語と言います。
thatの使い方
thatも意味はほぼ同じで『それ』、『あれ』を指します。
A: I went shopping with my mother.
B: That is interesting.
ここでthatを使うと『お母さんとショッピングに行ったことが』興味深いとなります。
itー ショッピング
thatーお母さんとショッピングに行ったことが
つまり、thatは文全体を指すことができるのです。
文章で2回目に出てきたとき、it or that?
日本語の文章でも2回目出てきた時に『それは』って直しますよね?
それを英語で言う時は it? or that? どっちなのか?
- itの後にof はつかない
itとofはセットになることはあり得ません。
例: the climate of Aichi is colder than ( ) of Okinawa.
の時に ofが付いている→ that
- 主語でthatが来た場合は前の文全体を指す
例: The weather in New York is much warmer than ( ) was last year.
<thatにした場合>
今回thatにするとThe weather in New York is much warmer than that was last year.
こうすると、前の文全体を指すことになるので, (The weather in New York is much warmer )was last year.
となり、意味不明です。
<thatを使いたい場合>
The weather in New York is much warmer than that of last year.
という形に変えましょう!
つまり、thatが主語で来る時は大抵前の文全て
前の文章を指すときのthat
前の文章全体を指すときにthatを使うと言いました。
しかし、そのときにthoseを使うことはあるのでしょうか?
結論:ありません
ほとんどの文では、前の文章1つだけを指すことが多くいからです。
日本語でもかなり離れて書いた文章を『それは』と言わないですよね
その場合、As I said before,(さっきも言ったとおり) とか言って繰り返します!
前の文章を指すときのthis
前の文章を指すときにthisは使われるのか?
ほとんど使われません。
前の文章を指すときには、絶対『それは』と訳します。
『それは』と訳せるものは、英語には『thatかit』の2つしか存在しません!
文章で『これ』が使われる場合
- This passage is ~
このパッセージでは(文1つではなく、『この物語では』と文章全体を指す場合) - In this case
このケースでは〜 一回紹介した事例を総括した言い方
つまり文章で『this』が出てきた場合、まとめになることが多い!
文章の大事な部分であり、問題で問われることが多くなる!!
まとめ
*後置修飾ー that of ~ のように後ろでthatを説明しているもの。
*可算名詞ーa , an, the がつく名詞のこと(複数形が可能なもの)
加算名詞に付いては『徹底解剖』可算名詞と不可算名詞の見分け方は何が基準?を参考にしてください。