- リスニングが聞き取れない
- リスニングで高得点を取りたい
- リスニングが難しい
このような悩みを解決する記事を書いていきます。
リスニングは、英語の技能の中で、必要なもので、このスキルがなければ、海外の人と会話をした時に何を話しているのかわからない!という現象に陥ってしまいます。
なぜリスニングは難しいのか?
リスニングが難しい理由は、習った単語、文法とマッチしないからです。
単語はしっかり学び、文法もきちんとしたはずなのに、リスニングの点数は取れません。
音が頭にすり込まれていないからです!
- りんごは「アップル」ではなく、「アッポー」
- 母親は「マザー」ではなく、「マザゥァー」
この単語=この音 と刷り込んでいくことで、だんだん英語の音が聞こえるようになっていきます。
どうしたら聞こえるようになるのか
では、どのようなステップを歩めばリスニングが聞こえるようになるのでしょうか?
- 単語、文法の知識(大量の単語や文法を覚える)
- 音の刷り込み
- 音の連続やつながりを学ぶ
- 省略された言葉、単語を学習する
この4つを順番にこなしていけば、リスニングは聞こえるようになります。
文法、単語の知識
まず、音を聞こえるようになるまでには、基礎の単語、文法の知識は不可欠です。まずこれをしっかりしましょう。
受験であれば、受験用の単語「システム英単語」「DUO」など、TOEICであれば、「金のフレーズ」、「キクタン」などで3〜4周し、単語をきちんと勉強しましょう。
文法書は本当になんでも良いです。自分が読みやすいと感じる文法書を書店やAmazonで購入し、それを1冊勉強しましょう。
受験勉強をしている人なら、学校から「Forest」や「Next Stage」をもらっているかもしれません。それでも全然構いません。
文法、単語を何周もしたら次のステップに進みましょう。
まだ基礎が曖昧なのに進むと次のステップでつまづくので絶対にやめてください!
音の刷り込み
ここでいう音の刷り込みとは、単語の単体の音のことです。
先ほどの例で紹介したとおり、「アップル」でなく、「アッポー」、「マザー」ではなく「マザゥァー」
arrivalの場合、「アライバー」となり、単語のみを見て覚えたのとは違います。
読み方がそもそも違うし、発音も思っていたのとは異なります。
「アライバー」と聞こえて、arrivalのことだとわかるようになるまで、しっかり頭に刷り込んでいきます
この刷り込みを勉強するためには、単語帳に音声が付いているのがいいです!「システム英単語」「金のフレーズ」「キクタン」は音声付きでやはりおすすめです。
この段階でアクセントも勉強しておいてください。「どこにアクセントがきて、どんな感じで聞こえるのか」をこの段階でしっかり学習しておくことが大切です。
やはりここでも3〜4回は音声で単語帳を周回するのがいいと思います。
音声で何度も何度も脳に刷り込んでいきましょう
音のつながり・連続
音のつながりとは、単語と単語の音がつながることです。
音が消えたり、つながるパターン
- 単語の最後と次の単語の始まりが同じ場合ー 例: get to, consonant to など
- 子音で終わる+母音で始まる場合ー 例: an awesome, like it, with a dog など
- 母音で終わる+母音で始まる場合ー例: I ask, two or, など
単語の最後と始まりが同じ
このパターンの例として、get to, consonant to, without tripなどがあります。
結構単語と"to"がセットになることが多いパターンです。
発音は「ゲットトゥー」ではなく、「ゲットゥー」になり、tが1つにまとまります。
consonant to では、 「コンソナントゥー」となり、やはりtが消されて、1つにまとまっています。
子音で終わり母音で始まる
このパターンの例は、an awesome, with a などがあります。
an とawesomeがくっついて「アナァーサン」みたいな発音になります
likeはeで終わっているが、発音しないので、"k"の発音で最後終わるので、子音扱いです。
like it は、「ライキッ」という発音になります
最後の”t”は消えてなくなります。
母音で終わる+母音で始まる
母音+母音の例としては、 I ask があります。
I とaがくっついて発音することになります。
i とaがくっつく場合ー yの発音が入る
O とOがくっつく場合ーwの発音が入る
Oとuがくっつく場合ーwの発音が入る
このような法則があります。つまり、I askを発音するときは「アイヤスク」となります
これらの発音をマスターすることは結構難しいです。僕は下の3つのyoutubeを見て勉強しました。
省略された言葉を勉強する
ネイティブの人は、よく使う単語を省略する傾向があります。省略といっても、GRTでgreatとか、そんなのは出てきません。
あくまで、「音が繋がって元の音が消えている」ということです。
音が繋がっている単語
want to → wanna(ワナ)
going to → gonna(ゴナ)
have to→ gotta(ゴダ)
kind of →kinda
don't know → dunno (ドゥノ)
このような省略された単語をネイティブの人は使います。
リスニングでは、比較的しっかりいう方ですが、want toは「ワナ」と聞こえるし、going to も「ゴダ」って聞こえる場合があるので、これらの発音もしっかり覚えておきましょう!
僕はこれを知って急にリスニングが聞こえるようになりました!