こんな方におすすめ
- TOEICのパート6で点数が取れない人
- TOEICのパート6の勉強方法について知りたい人
- TOEICパート6が苦手な人
このような方に読んでいただきたい記事になっています。
TOEIC part6の概要
TOEICのパート6は、part7(長文)とpart5(文法)の融合だと言われています。
文章を読んで、穴あきに答える問題です。
https://movaeic.jp/blog/measure/part6method/
選択肢は: A, B, C, D の4つ!
問題数は: 4×4の計16題
時間配分: 設問ごとに約30秒、4問を2分、パート6に約8分
このペースを保って問題を解けるようになるまで練習を重ねましょう!
part6の解き方
ポイント
part6は長文問題だが、全てきっちり読む必要はない!
それより、1文の構成を考えよう。
例えば 131の問題の場合、
In the coming weeks, we will be organizing several training sessions for ( 形容詞 )employees.
for + 名詞が鉄則であるが、employeesという名詞が既にあり、その前に( )がある。
for+ ( ) + 名詞
名詞の前につくのは形容詞
( )には形容詞を入れれば良い!
選択肢
2:interests
3:interested
4:interesting
1はinterestの原形、2は三人称単数の形(動詞)なので違う
3または4が形容詞で答え!
employeesが何かに興味を持たされている側なので、〜edの形の3が答えである。
空所前の文はしっかり分解して解けば怖くない。
語彙問題
part6には、語彙問題も存在します。語彙問題は、文章の内容に合う単語を選択肢から選ぶ形式の問題です。
この132番の問題が語彙問題と言えるでしょう。
選択肢は全て動詞なので、文章の意味を考えて解かなければいけない問題です。
この問題の解き方
- この文章のテーマは何か?
- 直前の文章の内容
- 空欄のの文章の意味
- 選択肢の意味
この文章のテーマは何か?ー 従業員のためのトレーニングセッションを組織すること
直前の文章の内容は?ー シニアプロジェクトリーダーからの適切なサポートより
空欄の文章の意味ー あまり経験のないスタッフは素早く深い理解を( できる)
選択肢
- develop- 上達する
- raise - 上げる(手や物、点数)
- open - 開ける
- complete- 達成する、完成する
シニアリーダーの適切なサポートで、『経験のない人はより深い理解をすることができる』という内容になるような動詞を挿入すれば良いので、open, raiseは選択肢から外れる。
より早い理解を促進するというニュアンスなので『理解を完成する』ではなく、発達する(上達する)が答えになる。develop
単語問題を克服するためには、特に前の文章との関係性が重要なので、空欄がある分+直前の1文は必ず読んでください!
接続詞問題
接続詞問題は、文と文をつなぐ接続詞はどれが適切かを答える問題です。
このタイプの問題で重要なのは、接続詞を入れるのか前置詞を入れるのかを考えることです
( )+S(主語)+V(動詞), S+ V → 接続詞を挿入する
( )+名詞(動詞がない), S + V → 前置詞を挿入する
( ), S + V → 接続詞を挿入
133番の問題の場合、( 空欄 ), S + V のパターンなので、接続詞を挿入します
この問題で、forのみが接続詞ではなく、前置詞だと考えがちだが、forは接続詞としてbecauseと同じいみになることがあります。
ですので、forも接続詞である可能性があるので、選択肢全て接続詞です。
あとは、前後の文章の意味で解いていくしかありません。
この問題の解き方
- 接続詞か前置詞か
- 空欄の直前の文章の意味
- 空欄の後の文章の意味
接続詞か前置詞か?ー 全て接続詞
直前の文章ー あまり経験のない人が理解深い理解を簡単にできる
空欄後の意味ー 部署間で効果的にコミュニケートをする能力が向上する
深い理解ができる → 効果的にコミュニケートができる
この矢印に入る言葉は、『だから』『それによって』
つまり、原因→結果 となる。
選択肢を確認すると、after all (結局)For(なぜなら)Even So(そうだけども)、At the same time (同時に)
Forは、理由を表している。入れたい言葉は『結果』を表すもの。
Even Soは、否定で、今から逆のことを話したい時に使うので、違う。after allは意味的に違う。
At the same time は万能系で、前後の文章が繋がっていなくても使える。消去法で、at the same time が答え!
文法問題 | 難易度 | 出てくる頻度 |
---|---|---|
動詞、名詞、語彙問題 | 中 | 高い |
品詞問題 | 低 | 高い |
接続詞問題 | 中 | 高い |
前置詞問題 | 高 | 中 |
時制問題 | 低 | 高い(はじめの方) |
文挿入が出てきたときの対処法
正直、文と文の意味を考えて答えるしかありません。
文挿入の問題が最後の方に出てきた場合はそのまま答えれば良いのですが、最初の方に出てきた場合は問いを飛ばして最後に答えましょう。
ポイント
- 素早く、全部の文章を一通り読み、概要をつかもう。
- 逆接の文章なのか、加えてなのか、つまりの文章なのかを見極めて答えを導く
- そこまで高得点を意識していないなら、ここは落としてもいいという気持ちで答えても良い
- 時間がかかりすぎるなら、飛ばして次の問題にとりかかる!
穴あきの前後だけを見て答えるのではなく、文章全体の意味を大まかに把握してとりかかるのがベストだと思います
part6の勉強方法
part6は文法の知識と、精読の練習が必要です。
これはpart5とpart7の練習にもつながっているので、part6だけの特別な勉強方法はありません
練習方法
1 問題を解く
2 見直しをする
3 わからない文法、単語を確認
4 音読を繰り返す
part6では、語彙問題、文挿入、接続詞問題に時間がかかる傾向があるので、できるだけ品詞問題は一瞬で終わらせたい!
文法の参考書で大量にあるはずですから、解きまくってパターンを覚えましょう。
文法に役に立つ参考書
TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問
僕も使っている参考書の1つで、大量の文法問題をこなして、TOEICのパターンを熟知することができます。
テスト形式に最後はなっていて、文法の問題をテスト形式ですることができます。(2000題ぐらいあってこれ1つで十分です)
神速100問(関正生)
有名な関先生の本で、文法問題で、厄介な場所、間違いやすい場所を100問詳しく解説してくれてます。
この問題集は、解けそうで、意外と間違ってしまいます。TOEIC本番でも、解けそうなのに選択肢に迷うという経験があるはずです。
それをなくすために、惑わしの問題にたくさん触れて、解説をたくさん読むことで、知識が定着し本番での自信になります。
僕もこの本を読み、問題をたくさん問いて、ためになった知識がたくさんありました。その後、文法問題を解いた時には簡単に見えました。
基礎は分かっているという人に非常にオススメです。