TOEICのパート別対策と勉強スケジュールを大公開します

効果的なTOEICパート別学習法で苦手を克服する方法

自分の弱点をしっかり把握した上で、パート別に特化した学習法を取り入れることが、苦手克服の鍵です。TOEICはそれぞれのパートで要求されるスキルが異なります。たとえば、リスニングでは音声を聴く能力が、リーディングでは速読力に加えて、基礎的な読解力が求められます。全体的な学習をしつつ、弱点を集中して鍛えることも重要です。

例えば、リスニングが苦手な人は、ディクテーションとシャドーイングを日常的に取り入れたところ、3ヶ月でリスニングスコアが100点以上上がったという事例があります。このような具体的なトレーニングに取り組むことで、リスニング力を短期間で向上させることが可能です。

苦手パートを克服するには、弱点を特定し、その部分に集中した学習法を実行することが効果的です。

リスニング力を高めるための学習アプローチ

まずは自分の弱点を知る必要があります。ほとんどの人の場合、この部分を飛ばして、リスニングの練習、シャドーイング、オーバーラッピングをしても効率的に英語力を伸ばすことはできません。なぜなら、リスニングは複数の要素から成り立っています。音の聞き取り、意味の理解、そして速さについていく能力など、それぞれに課題がある場合が多いです。どこの部分に一番問題があるのか、全体的に課題があるのかを突き止める必要があります。

リスニングの課題の特定の仕方

例えば、英文（リスニング）をしてみて、答え合わせをします。その中で間違った部分を全体的にみてみます。そして、問題のスクリプトを読んだ時に意味が理解できたが、聞き取れなかった場合は、「音の聞き取り」に問題があると特定できます。

1. スクリプトを読んで意味が理解できる：音の聞き取り、もしくはスピードについていけないのどちらかに問題がある
2. スクリプトが理解できない：意味の理解に問題がある（リスニング以前の問題）
3. 早さについていけない：Youtubeのビデオにキャプションをつける。その人が読んでいる早さで字幕が目で追いつけない場合は「早さについていけない」

もちろん、早さは音声によって違いますので、TOEICの速さではないですが、ネイティブが話しているビデオの早さについていくことができれば、基本的にTOEICの速さにはついていけるので、ここに問題がある場合は、Youtubeで勉強するのをおすすめします。スクリプトがすぐ切り替わるので、集中力が必要です！

ディクテーションとシャドーイングを活用する

ィクテーションは音を正確に聞き取り、書き取ることで、音の認識力を高めます。一方、シャドーイングは、リスナーが音声を聞きながら同時に話すことで、理解力とスピーキング力を同時に鍛えることができます。TOEICではスピーキング力は必要ないと思うかもしれませんが、シャドーイングは音の聞き取り能力が不可欠です。聞き取れなければ、スピーカーの後影のようについていけなくなり、止まってしまいます。その止まったところが聞き取れなかったところなので、徹底的に練習しましょう！

 

リーディングセクションで高得点を狙う攻略法

リーディングセクションは、TOEICの試験において重要な部分であり、高得点を狙うためには効果的な学習法が必要です。この記事では、リーディングセクションで高得点を目指すための具体的な攻略法を紹介します。

基本的な文法と語彙を固める

文法と語彙は、リーディングの理解において根幹をなす要素です。文法がわからなければ文の構造が理解できず、語彙が不足していれば内容が把握できません。まずは、文法の根幹となる部分（SVO、SVOOなどの文型）、ing系などの修飾語を学びそれからより詳しく不定詞や関係詞などを勉強をすることをおすすめします。

単語は、文法書から学びつつ、英単語帳を使って効率的に進めていきましょう。単語は出会った数だけ覚えることができます。覚えようと思って頑張っても結構無理があります。

僕自身単語帳を使って勉強していました。その時に頑張って覚えようとしても次の日になったらもう忘れているんです。ただ、そんなに覚えようとしなくても映画や本を読んでいて頻繁に出てくる単語は、結構覚えていることが多いんです。「覚えよう」とする意識よりも単語と多く触れ合うという気持ちで単語帳を進めることをおすすめします。

TOEIC500点未満の人

TOEIC500点以上の人

 

スキミング・スキャニングをする

スキミングとスキャニングは、あくまでもサブと考えてください。読解問題の本質は、英語力を伸ばすことと、読解力を上げることで、必要な情報を瞬時に抜き取ったり、要所要所読むことではありません。ましてや全文をしっかり読んでなかなか理解できないものをスキミングしながら読むなんてことができるわけがありません。

まずは読解力を上げる努力をしてからスキミング・スキャニングをしてください。

スキニング・スキャニングで必要なことは、問題文に適した情報を抜き取ることです。もし、「When」で聞かれている問題があれば、日付や時間が書かれている部分を探すことに焦点を当てます。そのようにして探していくと、問題を答えるときに便利だからです。これは単純にそうして探さないと、本文を忘れるからです。こういうふうに部分部分に焦点を当てて問題の答えを探していってください。

 

定期的に模擬試験を受ける

定期的な模擬試験を受けることで、試験本番に近い環境での練習ができます。

模擬試験は、実際の試験に近い状況を体験できるため、試験対策として非常に有効です。また、時間配分やストレス管理を学ぶ機会にもなります。試験の２ヶ月前から、週に1回模擬試験を行うと良いでしょう。模擬試験後には、必ず自分の得点や間違えた問題を振り返り、改善点を見つけることが重要です。

 

忙しい人でもできるスキマ時間を使ったTOEIC勉強法

 

通勤・通学時間にできる効果的なリスニング練習

TOEICのリスニングセクションは、リーディングと同じくらい重要な部分で、音声を繰り返し聞くことでリスニング力が向上します。移動中は比較的時間が取れるため、耳から英語に触れるのに最適です。

スマートフォンにTOEICの公式リスニング問題やポッドキャストをダウンロードしておき、電車やバスに乗っている間に聞きます。倍速再生機能を使えば、短時間でも効率よく多くの音声に触れることが可能です。また、スクリプトを事前に確認しておくことで、音声を聞いた後に内容を復習しやすくなります。

おすすめの方法は、ポッドキャストを聴くことです。電車で映画を見たりしても、電車の騒音が邪魔で十分に音声が聞こえないことが多いです。なので、電車やバスにいるときは、ポッドキャストの方が個人的にはおすすめです

参考忙しい毎日でもスキマ時間でTOEICスコアを上げる！おすすめポッドキャスト7選

こんな方におすすめ 仕事のキャリアアップを目指し、英語力を伸ばしたいと考えている 仕事が忙しく勉強時間を確保するのが難しい 移動中や隙間時間を使って勉強したく、ポッドキャストや音声学習の方が好き この ...

続きを見る

 

1日10分からできるリーディング強化法

朝の5分間で簡単な文法問題を解く習慣をつけることで、日常的に文法力を鍛えることができます。朝の短い時間でも、毎日文法に触れることで記憶が定着しやすくなります。また、1日の始まりに脳を活性化させる効果も期待できます。

「TOEIC公式問題集」や「文法特急」などの本を枕元に置き、起床後すぐに1問だけ解いてみる習慣をつけます。これにより、文法知識を無理なく積み重ねることができます。1日5分でも1ヶ月続ければ、かなりの量の問題をこなすことができます。

また、「文法を１セクションだけ学ぶ」ということも可能です。スタディサプリTOEICを使えば、動画で3分で文法の説明をわかりやすくしてくれるので、時間がなくても無理なく続けることができますし、毎朝続けていれば、1ヶ月程度あれば一通りの文法の学習をすることが可能です！

単語学習を行う

通勤の時間で、もしポッドキャストなどが聞き取りづらいということがあれば、単語に切り替えることも可能です。

私のおすすめは、同じスタディサプリで単語の勉強もしてしまうということです。関先生の「ガイダンス動画」でどのように進めていったら、どういう結果が生まれるという説明を受けて、それの通りに進めていくといいと思います。

４択クイズで、音声マークを押せば、単語の音声も聴くことができるのが、アプリのいいところです！そして、４択の選択肢の順番もその時によって変わるので、「この問題は１番上が答え」など手抜きをすることができない構造になっています。

 

一つの項目に１０単語づつ収録されているので、時間がない時でも手軽に勉強できるのが魅力です。

 

TOEIC パート７で速読を上げる方法

速読を上げる方法では、読解力を上げたのち、文章を早く理解することが求められます。そのため、文章を早く読むことに集中してしまうかもしれませんが、一番効率的な方法は「リスニング」だと思っています。

私自身実際に速読をしていた時に「読むスピードが上がった」と感じたことよりも、Netflixでドラマを見続けて２〜３ヶ月経った、英語の環境にいて、英語の耳に慣れる（留学をしていた時）の方がはるかに文章を読むスピードが上がったと感じています。

それは、Netflixで字幕を見続けていたり、リスニングをすると、英語をわざわざ日本語訳せずに捉えることがなくなります。翻訳をしながら読んでいると、聞くスピードと理解するスピードで明らかに理解するスピードが追いつかなくなるからです。

それをした後に文章を読んでみてください。自然と読解力も上がっているでしょうし、理解する力が早くなれば速読もできるようになります！ただ、すぐに結果は出ないので日々の訓練が必要です。２〜３ヶ月は毎日続けてみましょう！

キャリアアップのための短期間で結果を出すTOEIC勉強法

まず、目標スコアに合わせて適切な学習時間を設定することが重要です。800点、900点など具体的な目標を設定し、それに基づいて勉強時間を計画的に割り振りましょう。以下に、1ヶ月から3ヶ月でスコアを伸ばすための学習時間の目安を示します。

 

効果的な学習計画の立て方

 1ヶ月プラン（毎日３〜４時間の学習）

1ヶ月という短期間でスコアを上げたい場合、毎日集中して勉強する必要があります。リスニングとリーディングを半分ずつに割り、週ごとに重点を変えながら進めましょう。

• 1週目: 文法・単語の強化
  • 1ヶ月では時間がないため、１から文法書をしている時間はありません。効率的に「スタディサプリTOEIC」のアプリを使って、文法、単語の両方を網羅します。
  • 単語とできるだけ多く出会うようにして、文法は動画を見ながら丁寧に勉強します。
• 2週目: リスニングの強化
  • リスニング問題を解き、自分の問題が「音が聞き取れない」「意味がわからない」「速さについていけない」のどの課題があるのか突き止める
  • ポッドキャストを聴きながら英語の環境づくりをする
• 3週目: リーディングの強化
  • リスニングと単語の勉強はレギュラーに続けて、読解力を高める。読んですぐに意味が理解できるようになるまで同じ文章をなん度も読む。
  • 文章が理解できないときは、文型のSVOに戻って文を分解するところから始める
• 4週目: 直前対策
  • 過去問を使い、実践的な練習を通じて試験本番の感覚をつかむ。

３ヶ月プラン

１ヶ月目：基礎的な力を身につける

1週目: 文法・単語の強化

1ヶ月目は、基礎を固めるために効率よく文法と単語を学びます。文法を一から学ぶ時間はありませんが、「スタディサプリTOEIC」アプリを活用して文法や単語を網羅的に学習します。もし、文法の基礎知識を全く知らない場合は、「1億人の英文法」を使って文法書で勉強するのをおすすめします。

• 文法：アプリの動画講座を見ながら、TOEIC頻出の文法項目を効率的に学習します。
• 単語：TOEICでよく使われる単語に出会う回数を増やすことが大事です。アプリや単語帳を利用して、毎日新しい単語を覚え、定期的に復習します。

2週目: リスニングの強化

リスニング力を向上させるため、問題を解きながら自分の弱点を把握し、「音が聞き取れない」「意味がわからない」「速さについていけない」のどれに当てはまるかを突き止めます。

• 課題発見：TOEICのリスニング問題を実際に解いてみて、どこでつまづいているかを確認。
• 英語環境作り：ポッドキャストや英語のニュース番組を日常的に聴き、耳を英語に慣らします。

3週目: 文法問題の数をこなす

文法力をさらに強化するため、「TOEIC L&R 出る1000問」を使い、実際の問題を解いていきます。

• 文法問題演習：毎日一定量の文法問題を解くことで、正確さとスピードを向上させます。
• 復習：間違えた問題をその都度見直し、解説を理解するまで繰り返し学習。

1問30秒で解くことを目標にして頑張ってください。1日100問くらい解いていってください。解説もみっちり書いてあるので間違った場合やたまたま正解した場合は、なぜなのかを読んでください。SVO系の問題も多いので、そこでつまづく場合は、文法参考書に戻って学習してください。

4週目: リーディングの強化

リスニングと単語の学習を継続しつつ、リーディングの強化に力を入れます。文章を何度も読むことで、速く正確に内容を理解する力を身につけます。

• 反復練習：読んで理解できるまで、同じ文章を何度も繰り返し読む。
• 文型分析：理解できない箇所は、文型（SVO構造）に戻って文を分解して理解する練習を行う。

---

2ヶ月目：リスニング強化と文法問題の演習

1週目: リスニングのさらなる強化

前月のリスニング練習を続けつつ、より高度な内容に挑戦します。ポッドキャストの難易度を上げたり、TOEIC本番のスピードに慣れるために速聴の練習を取り入れます。

• スピード練習：少し速めの英語を聴き、慣れることで試験の速さについていけるようにします。
• ディクテーション：リスニング内容を聞き取って書き出すことで、音の細部にまで集中します。

2週目: 文法問題を数こなす

再び「TOEIC L&R 出る1000問」を使い、集中的に文法問題に取り組みます。

• 目標：1日20〜30問を目安に問題を解き、解説を熟読しながら学習します。繰り返し解くことで、知識を定着させます。

3週目: リーディング強化

速読のスキルを高めるため、前月と同様にリーディングを継続。時間内に長文を読み切る力を磨くため、速読の練習を取り入れます。

• タイムトライアル：時間を計って文章を読み、速く正確に情報を読み取れるよう練習します。

4週目: 模擬試験を使った実践練習

模擬試験を解いて、自分の進捗を確認しつつ、時間配分の練習も行います。

• 試験形式に慣れる：模擬試験を週に1回解くことで、試験の形式や流れに慣れます。

模擬試験は大量の問題に触れることのできる「スタディサプリ」のものをおすすめしています。市販のものよりもはるかに量が多く、練習する機会を多く取れますし、市販の参考書よりも格安なことが理由です

---

3ヶ月目：総仕上げと試験対策

1週目: 文法問題とリーディング強化

引き続き、「TOEIC L&R 出る1000問」で文法問題を解きつつ、リーディング力を強化します。

• 復習強化：これまでに間違えた文法問題や読解問題を重点的に復習します。

2週目: リスニングと単語強化

リスニングの実践力をさらに高め、試験本番に備えます。また、単語力の定着を図るため、毎日単語帳を復習。

• シャドーイング：リスニング素材を使って、シャドーイング（音声を真似して繰り返す）を行い、リスニング力を向上させます。

3週目: 総合模擬試験対策

最後の2週間は、模擬試験を本番さながらの環境で解き、総仕上げを行います。

• 実践的な練習：本番と同じ時間を計りながら模擬試験を解き、試験の感覚に慣れることが目標です。公式本を購入し、練習を行なってください。
• 時間がない場合：時間がない場合は、普段通り単語学習・リスニングで英語環境を作る・文法を行う
• 問題を解いた後：必ず復習をしてください。どこが聞き取れなかったのか、理解できなかったのか、どの文法問題で間違ったのかを復習してください

4週目: 最終調整と直前対策

試験本番に向け、過去問や模擬試験を解き、最終確認を行います。模擬試験を解き、できるだけリーディングで回答できる問題を増やすことを心がけます。

また、３周目で明らかになった文法の弱みがある場合は、そこを「文法出る1000問」の参考書で徹底的に問題を解きまくります。

効果的な模擬試験の使い方

試験直前にスコアを伸ばす模擬試験活用法

模擬試験は、TOEICの形式に慣れ、スコアを確実に伸ばすための重要なツールです。効果的に模擬試験を活用することで、試験本番でも落ち着いて取り組むことができます。ここでは、試験直前にどのように模擬試験を活用すればよいか解説します。

• 定期的に模擬試験を解く

 

試験の1〜2ヶ月前から週1回は模擬試験を解く習慣をつけましょう。試験形式に慣れ、本番での時間配分や集中力の持続に役立ちます。模擬試験は数を多くこなすことが一番大切なので、TOEIC公式本よりも、市販の「TOEICリーディング１００×５」「リスニング100×５」を使ったり、スタディサプリの模擬試験（20回分）を解いたりする方が量をこなせるのでおすすめです

精選模試リーディング３

精選模試リスニング３

 

• フィードバックを徹底する

模擬試験を解いた後は、正解・不正解だけでなく、間違えた問題の原因を分析することが重要です。なぜその選択肢を選んでしまったのか、どの部分が理解できていなかったのかを明確にし、再度学習に取り組みましょう。自分の弱点を知ることで、スコアを大幅に伸ばすことが可能です。

• 直前の1週間は実践モードに切り替える

試験直前の1週間は、毎日1つの模擬試験を解くことで、実際の試験に備えます。この時期は、新しいことを学ぶよりも、既に学んだ内容を定着させることがポイントです。解いた問題を徹底的に復習し、本番に備えましょう。

• 時間配分の練習を忘れずに

模擬試験を通じて、各パートにどれだけの時間をかけるべきかを確認します。特にリーディングパートは時間が足りなくなることが多いので、余裕を持った時間配分を意識しておくことが大切です。目標は、20分でパート５、パート６を終わらせて、リーディングの読解に50分時間を取る。それでも読むスピードが遅ければ時間に間に合わず全て解けません。それほどTOEICの時間配分はシビアです。

TOEIC目標スコアに合わせた学習計画の立て方

TOEICはビジネスやキャリアアップを目指す多くの人にとって重要な試験です。目指すスコアに応じて、効果的な学習方法や計画は異なります。今回は、TOEICで700点を目指す人と900点を狙う人に向けた具体的な勉強法をご紹介します。

スコア700点を目指す人の勉強法

700点を目指すには、基本的な単語力、文法力、リーディング・リスニング力をバランスよく強化することが重要です。このスコアは、ビジネスで英語を扱うために十分な基礎力を示すため、多くの企業で求められる水準です。

1. 基本的な単語力の強化

700点を目指す場合、まずは基本単語力をしっかりと固めましょう。TOEICはビジネスシーンに関する単語が頻出するため、TOEIC専用の単語帳やアプリを使って効率的に学習します。

• 目標：毎日50単語に触れることを目標にし、毎週復習を行い定着させます。完全に覚えることは不可能なので、数こなすことを目標にしてください。
• 参考書：『TOEIC L&Rテスト 出る単特急 金のフレーズ』or 「スタディサプリの英単語」

2. 文法力の向上

文法はTOEICで重要な要素です。特に文法問題（Part 5）では、基本的な文法知識が試されます。文法書を一から学習するのは時間がかかるため、TOEICに特化した問題集を使って効率的に取り組むことが重要です。文法書を使う場合は、「修飾語の部分」と「文型の部分」に力を入れてよみ、他は苦手なところのみ再復習を行うようにすると効果的です

• SVOなどの基本文型をしっかり頭に刻み込む
• 修飾語について大雑把な理解をする
• そのあとで不定詞や関係詞などを文型に当てはめて理解する

リスニング力の向上

ポッドキャストや、好きな映画・ドラマを見ることで全体的に聞く力を身につけます。そして、問題を解いたあと、どこに問題があるのかを認知して、それに合った勉強を行うことでリスニング力は効率的に上がります

参考TOEIC 500点からの脱出！私が体験した具体的勉強法とスケジュール

こんな方におすすめ どの参考書を使うかはわかっていても、どのように活用すれば効果的かがわからず、進め方に迷いがある方 スコアが500点で止まってしまい、伸び悩みが続いている方 リスニングやリーディング ...

続きを見る

参考TOEIC600点取得に向けた社会人のための完全ガイド

      こんな方におすすめ 社会人でTOEIC600点を目指している方 社会人で時間がないけど、どのように勉強スケジュールを立てたらいいか分からない方 どんな参考書や ...

続きを見る

スコア900点を狙う人の勉強法

900点を目指すには、すでに基本的な英語力が備わっている前提で、さらなる高度な対策が必要です。パート別に強化し、模擬試験を活用して実践力を高めることが鍵となります。

 上級者向けの模試の使い方

900点を目指す人にとって、模擬試験は最も効果的な学習ツールです。実際の試験に近い環境で、時間を計って解くことに重点を置きます。模試を活用することで、試験本番に必要な時間管理スキルや集中力を養えます。

• アプローチ：1回分の模試を解いた後、間違えた問題だけでなく、時間がかかった問題も見直します。また、リスニングでは、繰り返し聞いて音の違いに気づくことが大切です。
• 参考書：『TOEIC L&Rテスト 公式問題集』を徹底的に使い込みましょう。

2. パート別攻略法

900点を目指すには、TOEIC全パートに対してコツを覚えることで一気に点数が上がります。ここでは各パートの攻略法を紹介します。

• Part 1 & 2（リスニング写真描写・応答問題）：リスニングの基礎力が重要ですが、ひっかけに注意が必要です。実際に聞き取れた情報だけを答えとして選ぶように心がけましょう。
• Part 3 & 4（リスニング会話・説明文問題）：会話や説明を聞きながら、先に設問を読んでおくことがポイントです。どの部分に集中して聞くべきかを把握できます。
• Part 5 & 6（文法・短文穴埋め問題）：文法力は当然のことながら、語彙力も問われるため、高度な語彙やイディオムも意識的に学びましょう。文型問題が30問中半分、文法問題が8個くらい、語彙問題が7問くらいの割合です。文型問題はすぐに答えられるようにして、文法や語彙問題に少し時間を取れるように配分しましょう。
• Part 7（長文読解問題）：長文問題は時間配分がカギです。先に設問を確認してから読み始め、必要な情報だけをピックアップするスキルを磨きます。また、本を日常的に読むようにして、読解力そのものの向上を目指しょう。