こんな方におすすめ
- 英語中級者になってさらに英語力を伸ばす方法を知りたい
- さらに英語力を伸ばす方法を知りたい
- 英語を何年も勉強しているが、それ以上伸びない
このような悩みのある方に読んでいただきたい記事になっています
英語中級者になってからは実際に使われている英語、本場の英語で学ぶのが一番限界突破を出来る近道だと思っています。今回は、中級者が限界突破をするのにおすすめの洋書、映画・TV番組について紹介していきます。
英語力はそんなにすぐに伸びない
6年間の英語力伸び悩み
僕自身、小学校の後半から英語を勉強し始めました。そこから高校に入る頃には、英検準２級を取れるほど中級者のレベルにはなれたのですが、そこから何年勉強しても英語力の上昇の兆しが全く見えませんでした。
長文に関しては読むことはできるのですが、遅いし、テストはいつも間に合いません。リスニング力は毎日シャドーイング・オーバーラッピングをしていたにも関わらず6年間の間でTOEICが500〜700に上がるくらいでした。TOEICのリスニングは400点には届かず、IELTSのテストも最大5.5どまりで終わりました
英語を独学で勉強していましたが、どうやって伸ばしたらいいのかわからず、ただ単に英語の参考書の長文をたくさん読んで問題を解いていたらそのうち英語力も上がっていくと勘違いしていました。
英語力成長の兆し
英語のドラマ・TV番組、また洋書を読み出してから英語力が急に伸び始めました。自分が気になる本を読み、わからない単語が出てきたらその都度調べる。初心者の段階で基本的な英語文法を勉強しているので、よくわからない文法が出てきた時には参考書を見返して「どの文法が使われている」のかをチェックすることが一番重要です！
やはり、本やテレビから学べることが多いですが、実際にどのドラマや本を勉強するのに使ったら良いのかわからないと思います。そこで、今回は英語学習者が英語力を伸ばすのにおすすめの本やドラマ・TV番組・映画を紹介していきます。
英語中級者におすすめの本
Divergent
『ダイバージェント』はヴェロニカ・ロスが書いた小説で、架空の未来のシカゴを舞台にしています。物語は主人公のビートリス（トリス）・プライアーが、社会が5つの派閥に分かれる世界での冒険を描いています。人々はそれぞれの派閥に所属しており、主人公のトリスは「融合派」（ダイバージェント）と呼ばれる特別な存在であることが分かります。
物語は彼女が新しい環境で適応し、成長していく過程や、ダイバージェントであることで彼女に迫る危険などを描いています。政治的な陰謀、個々のアイデンティティの探求、そして勇気と決意を持って自分の運命を切り拓くトリスの物語であり、とても興味深い内容です。
英語学習者にとって
ヴェロニカ・ロスの文体は比較的直接的で読みやすい部分も多いです。しかし物語の背景やキャラクターの感情、そして一部の専門的な言葉やフレーズは、初心者にとって難しいです。中級者から上級者にかけて英語の新しいフレーズを覚え、時間をかけて読む本としては読み応えもあり、英語学習の良いモチベーションになる本でしょう
The Body
『The Body』は、スティーブン・キングの短編小説で、「スタンド・バイ・ミー」の原作としても知られています。物語は、1950年代のアメリカの田舎町です。４人の少年が学校の夏休み中に冒険を求めて、友情を深めながら街から離れた場所へ旅に出ます。目的地は、列車事故で亡くなった少年の遺体を見つけることです。しかし、その遺体を見つけるのが彼らの旅の真の目的ではなく、自分たちの成長や友情を探す旅でもあります。
この物語は、キングの作品の中でも特に感情豊かであり、少年たちの友情と成長の物語として称賛されています。
英語学習者にとって
スティーブン・キングの文章は時に直感的で、また物語自体は比較的短いため、英語の読解力を向上させるのに役に立ちます。ただ、一部専門的な用語や複雑な文があるが、細かく調べながら読めば中級者のレベルになれば読むことができる本なので、ぜひ挑戦してほしいです！
Wonder
「Wonder」は、R.J.パラシオによって書かれた感動的な小説で、主人公のオーギーは生まれつきの顔の奇形（トレイシー症候群）を持っており、これまでずっと家庭で学び、手術や治療に明け暮れてきました。しかし、彼は初めて学校に通うことを決意し、5年生の時に学校に入学します。彼の物語は彼の視点から語られますが、物語の中ではオーギーの周囲の人々、特に家族や新しい学校の仲間たちの視点も描かれます。彼が直面する困難やいじめ、そして友情や思いやりの温かさが物語の核となります。思いやりの大切さを教えてくれる名作です
英語学習者にとって
文章は比較的易しいですが、感情豊かな内容や一部の心理的な描写が含まれているため、初心者や初級者にとっては少し挑戦的かもしれません。ただ、そこまで難しい内容でもなく、共感できる部分が多いため、スラスラ読むことができます。中級者にはうってつけの英語学習の洋書として日本でも大人気です。
Sapiens
イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』です。
人類の歴史について何万年も前の歴史から解説をして、どのように人類が生き、どのように生まれ、進化していったのかを教えてくれる本です。スピリチュアルを人はなぜ信じるようになったのか、言語語、信仰、文化、政治、経済など、人類が進化し発展してきた様々な側面から歴史を振り返っています。
この１冊を読むだけで人類のことがわかります。ドキュメンタル系があまり好きでないという人は退屈な本になってしまうと思います
英語学習者にとって
ドキュメンタルで論説文のような本ですが、専門用語も多く、辞書なしで読破するのはかなり難しいです。文構造も複雑なものが多く、文法を完全に読み解いて読み切るにはかなりの上級者になってからの本と言えます。中級者はまず読み切ることに集中し、大体の内容が理解できたらOKとしましょう！
The Little Star
「The Little Prince（星の王子さま）」は、アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリによる有名な小説です。この物語は、航空事故で砂漠に不時着したパイロットと、そこで出会った小さな星からやってきた星の王子さまとの交流を描いています。星の王子さまは彼の小さな星から旅立ち、さまざまな惑星を訪れてはその住人たちと出会い、様々なことを学びます。
子供から大人まで楽しめる名作中の名作です！
英語学習者にとって
文章自体は比較的シンプルで読みやすい部分もありますが、物語の中には哲学的ななテーマが含まれており、理解が難しいことろもあります。しかし、他の本当比べ、ボリュームも少なく、中級者になったらすぐに読みたい一冊です。
この本から重要な表現や文法、単語を学び、さらに英語力を伸ばせると思います。僕自身もこの本は何度も読み、バイブルとなっています。
英語中級者におすすめの映画・TVシリーズ・ドラマ
007's Road to a Million
『007’s Road to a Million』は世界各地の007映画ロケ地を巡るリアリティ・ゲームショー。一般公募された二人一組の参加者が優勝賞金100万ポンドを狙います。電話ボックスでマスターからの電話を受け取り、過酷な場所から宝箱を見つけます。そして、その中には問題が書かれており、A,b,cなど選択肢があります。ミリオネアのような感じです。正解したら最初にマスターから言われた金額を獲得でき、次のステップへ進めます。
優勝賞金100万ポンドを目指して戦うサバイバルゲームです！2023年11月からアマゾンプライムで配信が開始されましたのでぜひ見てみてください。
Operation Fortune
英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンに下された新たなミッション。それは100億ドルで闇取引されるとてつもなくヤバいものの追跡・回収すること。フォーチュンはMI6のコーディネーター・ネイサンや、毒舌の天才ハッカー・サラ、新米スナイパーのJJという即席チームを結成！アグレッシブなアクションを展開し、敵の陰謀を阻止する挑戦の物語。次第に明らかになっていく巨大な陰謀を、フォーチュンたちは阻止できるのか？ そして、最高機密“ハンドル”（ヤバいもの）の正体は一体何なのか？
あらすじを聞いただけで心がおどりますよね。Amazonプライムで最近配信が開始された映画ですので、ぜひ見てみてください。
Joker
物語は、アーサー・フレックという名の男性が、ゴッサム・シティの暗い社会で孤独と苦しみに満ちた人生を送っています。彼は精神の不調や過去のトラウマを抱え、コメディアンを目指しつつも社会の厳しさや差別に苦しんでいます。
アーサーはジョーカーとして知られることになるキャラクターへと変貌していきます。彼の心の闇や苦しみ、そして徐々に狂気に取り憑かれる様子が描かれ、彼が犯罪の道へと歩み始める様子が物語の中心になります。
ジョーカーはバッドマンの宿敵のキャラであり、その狂気、殺人のキャラとして現れます。彼がジョーカーとなってしまうまでの過程を描いている名作です！
僕自身、映画に関しては好きなものを見ればいいと思っています。英語学習という観点から中級者でも上級者でも好きな映画をみて、そこからフレーズ・表現・文法を学んでいけば、すぐにでも英語力は伸びていきます。わからないフレーズが出てきたら止めて、調べてを繰り返していきます。
同じ教材を何度も見て勉強することがいちばんの近道です！