こんな方におすすめ
- どの参考書を使うかはわかっていても、どのように活用すれば効果的かがわからず、進め方に迷いがある方
- スコアが500点で止まってしまい、伸び悩みが続いている方
- リスニングやリーディングに時間をかけても、なかなか結果が出ず、どこに焦点を当てるべきかがわからない方
このような悩みを持つ方に読んでいただきたい記事になっています
具体的なスケジュールと勉強方法がわかり、今までの曖昧な学習法から脱却できます。実際に私自身、初めてのTOEICで500点を取ったものの、同じ方法で勉強してもスコアが全く伸びませんでした。しかし、学習法を変えたことで650点、そして700点にまで到達することができました。
参考書をどう使うのか?
TOEIC 500点を突破するために、どの参考書を使うべきか悩んでいる方、多いのではないでしょうか?たくさんの参考書が市場に出回っていて、選ぶだけでも一苦労です。しかし、実は「どの参考書を使うか」だけに焦点を当ててしまうと、重要なことを見落としてしまいます。どの参考書を使うのか?ではなく、「どの参考書をどのように使うか」です。参考書を手に入れたとしても、使い方や学習の進め方を間違えると、思うようにスコアが伸びないことが多いのです。
どのように実際に変えたのか
私も最初のTOEICテストで500点を取ったときは、基本的な単語や文法、リスニングの練習をしていました。そして、一通り文法を知ったので、「練習あるのみ」と思い、リーディングの問題を解いたり、英語をたくさん聞くようにしたりとしていました。しかし、結果は全くと言って点数には結びつきませんでした。しかし、試行錯誤を重ねる中で、学習方法を少し工夫するだけで大きな成果を得られるということに気づきました。
具体的に何を変えたかというと、まずは学習の内容を細かく分析し、スケジュールを組み直したことです。例えば、リスニングの練習はただ聞き流すだけではなく、文法や構文と結びつけて考えるようにしたり、単語学習はただ暗記するだけではなく、繰り返し復習し、実際の文章の中でどのように使われているかを確認したりしました。これによって、効率的に知識が定着し、テストでの成果が出やすくなったのです。
リスニングでの意識の変更
リスニングは毎日ポッドキャストやYouTubeを活用していました。しかし、当初はテストの点数に大きな変化がなく、リスニングの練習方法に問題があることに気づきました。ただ聞くだけでは、耳が慣れるだけで、スコアには結びつかないのです。
オーバーラッピングもいい方法ですが、音声をただリピートしているだけで、意味を把握しなくても一応できてしまいます。リスニングは、聞いたらすぐに意味を理解する能力が必要なので、音を聞き取れるだけでは点数は伸びなかったんです
どのように変えたのか?
そこで、リスニングを効果的にするために英文法を意識して聞くことを始めました。リスニング中に出てくる表現や構文が、文法的にどのように使われているのかを理解しながら聞くことで、リスニング力だけでなく、文法の知識も定着します。
- 英語のリスニング教材を使う際に、まずは英文法の参考書で学んだことを頭に入れておき、どの文法が使われているのかを意識しながらリスニングをするようにした。
- 効果を高めるために、できる限りスクリプトを見ながらリスニングを行うことをお勧めします。スクリプトを目で追いながら聞くことで、文法構造や使われている表現がよりはっきりと理解でき、音声を聞いているだけでは気づきにくい文法のニュアンスにも気づけます
- ただ聞き流すだけでは全く意味がない。聞いた瞬間に何を言っているのかを瞬時に理解できるまで繰り返す
- 同じ音源を何度も繰り返し聞き、頭の中で日本語に訳すのではなく、英語を英語のまま理解できる状態を目指す
単語の効果的な学習方法
私も単語を覚えるのが苦手でしたが、ある方法を取り入れることで、少しずつ効率よく覚えられるようになりました。短時間でも毎日繰り返すことがポイントで、1日1時間単語を勉強するのは理想ですが、まとまった時間が取れない場合は隙間時間を活用してください
具体的には、机に向かって1時間で50単語を学習することを目標にしていました。この50単語に集中する時間を毎日確保することが理想的ですが、忙しい日には、10分ずつを数回に分けて勉強することで、隙間時間を有効に使えます。通勤中や通学中にスマホアプリを使ったり単語帳を落ち歩いたりして単語に触れていました。
アプリで勉強する際は、スタディサプリの単語アプリ、単語帳は「TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ」がおすすめです。
スタディサプリTOEIC特徴
専門家による豊富な講義
英語の根本を抑える講義
豊富な模擬試験と徹底した分析
スマホ・タブレットで簡単にアクセス可能(3分で1講義)
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金のフレーズ
どのように単語を勉強したのか
- 一度覚えた単語を毎日繰り返すのではなく、まずは全ての単語に目を通す
- 2周目、3周目と繰り返すことで少しずつ身についていく
- 一旦50単語を覚えたら、時間がある場合はその単語がどのようなシチュエーションで使われるかを考える
1回目の学習では、完璧に覚えようとせずに、とにかく一通りすべての単語を頭に入れます。焦らずに、全ての単語に目を通すことで、単語の全体像をつかみ、次のステップに進みやすくなります。2周目、3周目としているうちに、うろ覚えでも少しづつ覚えている単語が増えていきます。単語において焦りは禁物です!
単語を単独で覚えるのではなく、文脈の中で使われている場面やフレーズを意識することで、単語の使い方が理解でき、実際の試験で役立つようになります。例えば「negotiate(交渉する)」という単語を覚えたなら、ビジネスの場面や取引に関する文章でどのように使われるかを考えてみるとよいでしょう。
文法の効果的な勉強法
TOEICでスコアを伸ばすためには、文法の理解が不可欠です。私は最初、文法について「もう知っている」と思っていたのですが、実際に問題を解くと細かなミスが目立ち、点数が伸び悩んでいました。そこで、文法の基礎を再確認し、「知っている」から「使える」状態にするための勉強を徹底的に行いました。
私は、文法の表面的な理解だけでなく「どのような成り立ちで英語の文法が構築されているのか」を深く理解することの重要性をこの段階で学びました!
私が実際に選んだ参考書は「1億人の英文法」です。この本を選んだ理由は、全ての英文法がSVOから成り立っているということを学べたからです。どの英文法も全ての根本がこの文型にあり、英文法がシンプルであることを学べたからです。英文法の参考書の中では最高の1冊だと思っています。
この本を実際に使って勉強する際は、第0章から第7章くらいまでは確実に読んでください(特に文型と形容詞の部分)
そして、それ以降は、自分の苦手なパートがあればそこを重点的に強化していってください。また、分詞は理解しにくいパートで、文法問題でも時々間違えたりしますし、リーディングで出てきた時に意味の取り方が難しいです。分詞構文は、長い文章や複雑な文の一部を簡潔に表現する手法として多用されます。
私は、「英文法の極意」という参考書を読んだことで、リーディングにおける分詞の理解、文章の解釈がスムーズになり、結果的にリーディングのスピードが上がりました!
1億人の英文法
英文法の極意
TOEIC500点から700点にスコアを伸ばすための1日のスケジュール
朝:リスニング 30分
朝は頭がスッキリしている時間帯なので、リスニング学習に集中しやすいです。私は通勤前や家事をしながら、ポッドキャストやYouTube(主にTed Talksや英語学習者向けのチャンネル)を視聴していました。ただ聞くだけではなく、文法や単語の使い方にも注意しながら聞くことが重要です。また、可能であればスクリプトを手元に置き、聞き取れなかった部分を後で確認することで、文法理解やリスニングスキルの向上に繋がります。
もし電車通勤などで音声を聞くのが難しい場合は、リスニングの代わりに単語の復習を行うようにしていました。音声に集中できない環境では、隙間時間を利用して単語学習を進めるのが効果的です。
昼:単語復習 10分×3回
昼の時間帯には、短時間でも繰り返し単語を復習することに集中しました。1時間まとめて単語を覚えるのではなく、10分ずつのセッションを3回に分けて行うことで、集中力を保ちながら効率的に記憶を定着させます。この際、単語帳やアプリを活用し、ただ単語を覚えるだけでなく、文脈の中で単語の意味を理解することを心がけました。
さらに、昨日勉強した単語を繰り返すのではなく、先に全ての単語に目を通すことが大切です。2周目、3周目と何度も繰り返すことで、少しずつ確実に単語を身につけます。一旦50単語を覚えたら、時間があれば、その単語がどのようなシチュエーションで使われるのかを考えると、実践的な理解が深まります。
ここは時間がない場合は、なしでもいいです。
夜:文法問題集 1時間+リスニング
夜はまとまった時間を確保し、文法問題集にしっかり取り組む時間にしています。私は、文法書を使い、1週間に2章ずつ進め、3回繰り返しました。文法は「知っている」から「使える」ようにするため、SVOなどの文型や不定詞、関係詞、分詞構文といった重要な文法項目を徹底的に理解し、問題を解く際に瞬時に頭に浮かぶ状態にすることを目指しました。
文法学習が終わった後は、再びリスニングの練習を行います。ポッドキャストやYouTubeに加えて、映画やドラマを見ながら学習することもおすすめです。週に2回くらいはリスニング教材を使い(問題集)を使い、試験の形式に慣れることも大事ですが、日常的な英語にも触れることで、リスニング力全般を向上させることができます。
週末など時間が取れる時に、リスニングの問題集や公式本での模擬試験を通じてTOEICのリスニングの勉強をしていました。それ以外はリスニング力全般を鍛えることに集中していました!
オンライン英会話もおすすめ
TOEICのL&Rでは、スピーキングパートがないのに、なぜオンライン英会話がおすすめなのか?実際に私も使っていました。
理由は、リスニング力の強化に加えて、今まで勉強した単語、文法をアウトプットできるからです。やはり、映画やドラマ、YouTubeを見るだけでは、アウトプットする場所がないので、身につくのが少し遅くなります。
英語は、アウトプット(体験的)を通じて身についていくものなので、定期的にそういうことができる場所(オンライン英会話はすごくおすすめです)
もし田舎の地域に住んでいるなら、周りに外国人との交流イベントもないだろうし、英語を使う機会も限られると思います。なので週に3回くらいアウトプットできる場所を作っておくことですごく上達します。
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