こんな方におすすめ
- TOEICパート5でスコアが伸び悩んでいる…
- 勉強法が分からず、いつも同じところでつまずいてしまう
- 短期間でスコアを向上させたいけれど、具体的にどこから手を付ければいいのかも知りたい
そんな悩みを解決できる記事になっています!
僕自身も、この勉強方法を徹底して行なったことで、その前に受けたTOEICの試験から大幅に文法のスコアがアップして、コンスタントに8割以上パート5で取れるようになりました。しかも時間も想定内の時間で解けるようになったので、他のパートに時間を費やせるようになりました。
TOEICパート5を2ヶ月で攻略するための基本ステップ
TOEICパート5の特徴を理解する
TOEICパート5を効果的に攻略するためには、その特徴を理解することが不可欠です。具体的には、問題形式や出題傾向を把握することで、効率的に学習を進められます。
TOEICパート5は、主に文法や語彙に関する問題が出題され、4つの選択肢から正しい語句を選ぶ形式が特徴です。このパートでは、特に文法の正確さや文脈に応じた語彙選択が必要な能力となります。問題の形式を理解することで、どのような知識を優先的に学ぶべきかが明確になります。
TOEICパート5の問題では、特定の文法項目(前置詞、動詞の時制、冠詞など)が頻出します。過去の試験では、特に前置詞や冠詞の問題が多く出題されることが多いです。
TOEICパート5の特徴を理解し、出題傾向を把握することは、学習戦略を立てる上で非常に重要です。これにより、効果的な学習が可能となり、短期間でのスコアアップに貢献します。
短期間でスコアアップを狙うための学習目標の設定
短期間でTOEICパート5のスコアアップを狙うためには、具体的で達成可能な学習目標を設定することが必要です。これにより、学習のモチベーションを保ちながら効果的に進められます。ただ、文法問題に関しては、2ヶ月あれば、コツさえ掴んでしまえばコンスタントに8割以上取ることが可能な分野です
TOEICのパート5では、8割以上を取ることを目標として、学習目標を立てましょう。パーフェクトはさすがに難しいですが、8割を取るとなれば、どれが正解かわからない前置詞の問題などは、スキップしてできる問題と時間をかけずに解いていくことで、時間のかかる読解問題に時間を費やせるようになります!
私自身、TOEICパート5の学習を始めた際に5割くらいしか正解できてませんでした。「2ヶ月でスコアを8割以上正解する」という目標を設定しました。これを実現するために、そのような文法問題がよく出るのかを洗い出し、多く出るものを徹底的に勉強していきました。この結果、8割以上をコンスタントに出せるようになりました。
このように、短期間でスコアアップを狙うためには、具体的な学習目標を設定することが大切です。目標を明確にすることで、効率的に学習を進められ、結果としてスコアの向上が期待できます。
パート5に特化した学習スケジュールの立て方
TOEICパート5を攻略するためには、特化した学習スケジュールを立てることが重要です。計画的な学習により、効率よくスキルを向上させることが可能です。
学習スケジュールを立てることで、必要な時間を確保し、優先すべき学習内容を明確にできます。特に、短期間での学習においては、計画的なアプローチ非常に重要です
具体的に、パート5を攻略する方法は、「基礎的な文法の勉強」+「練習問題」の2つが重要になってきます。文法書や動画での基礎的な勉強に加えて、練習問題で大量に問題数をこなすという2段構えでの練習が必要となります。
このように、TOEICパート5に特化した学習スケジュールを立てることで、効率的にスキルを向上させることができます。計画的に学ぶことで、短期間でのスコアアップが実現可能です。
なぜ計画的な学習が重要かというと、短期間で結果を出すためには、効率よく情報を吸収し、知識を定着させる必要があるからです。TOEICパート5では、文法や語彙の理解が求められますが、これらは継続的な学習によってのみ身につきます。
私は、文法はこの時ある程度わかっているつもりだったので、練習問題を解くことばかりに注力してました。しかし、結果は30問中15問くらいしか正解できてませんでした。それから、基本的な文法を1から勉強しつつ、練習問題も解くことにして、そうした結果8割以上普通に取れるようになりました。
このように、計画的な学習はTOEICパート5を短期間で攻略するための最も効果的な方法です。ぜひ、あなたも学習計画を立てて、目標達成に向けて進んでみてください。
2ヶ月で効率的にTOEICパート5を学習する方法
動画もしくは文法書で基礎文法力を高める
まずは、どのレベルにいる方であっても、文法の基礎レベルを高めることをお勧めします。自分が上級レベルだと思っていても、TOEICの文法問題で8割を取れていないということは、どこかしら文法力が欠けている証拠です!
TOEICの文法力を最大限に引き上げつつ、動画で勉強できるものは、「スタディサプリTOEIC」が一番おすすめです。文法書は「真・英文法大全」もしくは「1億人の英文法」がおすすめです。
後ほど解説しますが、TOEICの文法にはコツがあります。そのコツを惜しみなく解説しつつ、動画でモチベーションを上げながら基礎的な文法力も伸ばすことができるのは、「スタディサプリTOEIC」が僕が使った中で一番最高のものでした。
それと似た解説、英語のコアの部分を文章ベースで解説しているものが「真・英文法」と「1億人の英文法」なので、これらを紹介しています。
スタディサプリの使い方
スタディサプリの使い方は、「動画を見る」「理解しているかの問題を解く」この2つを同時進行で行うことです。
まず、授業を受ける前に事前に問題に答えてから授業を受けてください。授業で答え合わせ、解説、解き方を勉強します。それを学んだ上で、授業後にさらに10問ほど問題(実践問題)を解くという流れです!
スタディサプリTOEIC特徴
専門家による豊富な講義
英語の根本を抑える講義
豊富な模擬試験と徹底した分析
スマホ・タブレットで簡単にアクセス可能(3分で1講義)
英語の根本を抑える講義
豊富な模擬試験と徹底した分析
文法書の使い方
文法書の使い方としては、最初に「英語のコアの部分を読む」文法書の初めのページに英語のシステムについて書かれています。これは、修飾詞・文型などです。このシステムを理解した後に、「形容詞」「副詞」がどこにつくにかなどの品詞について勉強してその後、不定詞や関係詞などのコアな部分を勉強していく方法で進めていってください。
練習問題を解きまくる
TOEICの文法問題に慣れるためには、ただ単に文法書を読むだけだったり、動画を見るだけではいけません。文法問題を解きまくることが重要です。
問題形式になっている文法参考書は、「TOEIC L&R 文法問題出る1000問」が個人的に一番お勧めです。これは先ほど例に挙げた参考書や、スタディサプリの動画の解法と似ています。
例えば、”Prices at famous live coucerts are ——– updated to remain competitive within the marketplace.”
- regularly
- regular
- regulated
- regularise
この問題があったとします。ここでの解き方は、are(be動詞)+ updated の形で、受動態がもうできているので、その間に入ってこれる副詞が正解になります。この選択肢で副詞は「regularly」なので、それが正解となります。
「こんな言い回しは英語ではしない」などの感覚的な回答の出し方ではなく、理論的に解き方を説明してくれています。そして理論的に英文法を解説しているものが、先ほど挙げた文法参考書とスタディサプリなので、これらの参考書と問題集を同時並行で勉強していくことで効率的に得点を上げることができます!
文法の弱点を見つけるための自己診断テストの活用
TOEICパート5の学習において、文法の弱点を見つけるためには自己診断テストを活用することが効果的です。これにより、自分の弱点を明確にし、効率的に改善することができます。
自己診断テストを行うことで、どの文法項目が自分にとって難しいのかを把握できます。苦手な文法を特定することで、その部分に集中して学習することができ、スコアアップに繋がります。また、自己診断を定期的に行うことで、進捗を確認しながら学習を進めることができるので、どの分野を重点的に勉強して、どれくらいわかるようになったのかチェックすることで得点に繋がります。
僕自身、「パートごとにできているかできていないか」、「どれくらい理解できているのか」、「練習問題でのスコアはどれくらいだったのか」を記録して、毎回の勉強ごとに記録を変化させていました。その結果、だんだん正解数が多くなりモチベーションの維持に繋がっていました。
このように、文法の弱点を見つけるために自己診断テストを活用することで、TOEICパート5の効率的な学習が可能になります。弱点を克服することで、試験本番での自信にも繋がります。
TOEICパート5の頻出文法を2ヶ月でマスターするコツ
よく出る文法問題の傾向を知る
TOEICパート5でよく出る文法問題の傾向を把握することで、効率的に学習を進めることができます。出題される文法項目を理解することが、スコア向上に繋がります。
TOEICパート5では、特に品詞問題が頻繁に出題されます。その次に前置詞の問題や時制、そして分詞の問題、不定し・関係詞・比較などとつづいていきます。やはり一番重要度が高いのは、品詞問題です。個人的に品詞問題は30問のうちの1/3は常に出ている印象で、次の1/3は文法問題や時制、そして1/3未満の単語問題があるという印象です。
僕がTOEICパート5の学習を始めた際、まずは過去の傾向を分析しました。その結果、品詞に関する問題が特に多いことに気付いたので、前置詞の使い方を徹底的に学ぶことにしました。
品詞問題を完璧に答えることができる状態にしただけでも、正解数が上昇し、大幅に時間短縮にもなりました。これだけで30問中20問はコンスタントに正解できるようになりました!
よって、TOEICパート5でよく出る文法問題の傾向を知ることが、効率的な学習に繋がります。この情報を活用して、効果的な学習を進めていきましょう。
問題演習を通じて文法力を強化する方法
問題演習を通じて文法力を強化することは、TOEICパート5の成功に欠かせません。実践的な問題を解くことで、理解を深めることができます。
文法の理解を深めるためには、ただ座学で学ぶだけでは不十分です。実際の問題を解くことで、理論を実践に結びつけることができ、解答力を向上させることができます。また、問題演習を通じて自分の弱点を把握することも可能です。
僕のの経験では、毎日30分を問題演習に充てていました。具体的には、「TOEIC L&R 文法出る1000問」を使い、解いた後に解説を読みました。特に間違えた問題については、何度も繰り返し解くことで、確実に理解を深めることができました。
まず初めは、文型・品詞を勉強すると思うので、それが問題集でも第1章にあります。その次に動詞の形(時制や分詞・受動態など)が2章にあり、その次に比較、冠詞、whatなどの問題へと続いていきます。
参考書の勉強順にもなっており、さらに頻出度が高い順に並べられているので、最初から勉強いていくのがおすすめの方法です。
問題演習を通じて文法力を強化することで、TOEICパート5の学習が効果的に進められます。実践を重ねて、自信を持って試験に臨みましょう。
TOEICパート5の時間配分と解答テクニック
制限時間内で解答を終えるための時間管理術
TOEICでは、パート5に関わらず、時間配分が高得点を取るためのキーになってきます。
TOEICパート5には、合計30問が出題されます。これに対して、解答時間は75分間です。つまり、1問あたり約1分30秒の計算になりますが、読解問題は文法よりも時間がかかるため、できるだけ文法問題は素早く答えて、読解に時間をかけるのが得策です。
僕が実際にやっていた方法は、パート5は10分、パート6を10分で解き、読解に55分かけるという戦法です。この方法で行くと、読解にかなり時間を取ることができますし、余裕が少し出てきます。読解時間が50分未満だと心に余裕もなくなるので、焦ってしまって変なミスをしてしまいます。
そのため、パート5は10分で終わらせるようにして、時間配分をきっちり行なってください。
難問に時間をかけすぎない判断基準
TOEICパート5では、難問に時間をかけすぎないことが重要です。冷静な判断基準を持つことで、効率的に問題を解くことができます。
試験中に難しい問題に遭遇したとき、つい考え込みすぎてしまうことがあります。しかし、その結果、時間が不足して他の問題に影響が出ることが多いです。したがって、難問には早めに見切りをつけることが必要です。
45秒以上考えて答えが出ない場合は、切り上げるようにしてください。時間のかかる単語問題であっても、1分以上はかかりすぎです。45秒以上経ったら切り上げて適当にマークをして次の問題に取り掛かってください。
ペース配分は、品詞問題は10秒。文法問題は30秒、単語問題は45秒の配分でいけば10分で30問終えることができるはずです。品詞問題は見れば一瞬でわかるので、10秒で答えられる練習を日頃から行なってください!
2ヶ月間でTOEICパート5のスコアアップを実現する学習スケジュール
1日あたりの学習時間とペース配分の目安
TOEICパート5のスコアアップを目指すためには、1日あたりの学習時間を適切に設定し、バランスよく進めることが重要です。特に無理のないペースで継続的に取り組むことが、効果的な学習につながります。一日に固まった時間でまとめて勉強するよりも、毎日しっかり時間をとって勉強する方が定着が良くなります
学習において、一気に長時間勉強するよりも、毎日少しずつ継続する方が記憶の定着率が高まります。短期間でスコアアップを目指す場合でも、無理のない学習ペースを維持し、疲労感を避けることが成功の鍵です。
1日2時間の勉強ペース
1日2時間の勉強時間を取れる人は、文法対策に1時間かけてください。文法をやりながら少なからず単語も覚えられるはずなので、優先順位は文法です。
基礎的な文法の学習を1時間+問題を解く(30分)+見直し(20分程度)+10分休憩
このスケジュールが最適かと思います。基礎的な学習の時間が文法を基礎から学ぶ人にとっては一番大切なので、そこに重きを置いて学習を進めていってください。スタディサプリを使う場合、問題を解く、ビデオを見る、演習問題を解くの3つは基礎的な学習に含まれます。ここれ問題を解くというのは、練習問題を参考書を使って解くということです!
これを毎日していては、1日2時間の勉強の人は文法だけで終わってしまうので、文法→リスニングを交互に行なってください。できれば単語は空き時間にするように設計しましょう。
1日3時間の勉強ペース
1日3時間の勉強時間を取れる人も同様に、文法対策に1時間かけてください。文法をやりながら少なからず単語も覚えられるはずなので、優先順位は文法です。
基礎的な文法の学習を1時間+問題を解く(30分)+見直し(20分程度)+10分休憩 +リスニング30分+単語30分
このスケジュールが最適かと思います。1日3時間勉強できる人も同じようなプランで進めていってください。この勉強時間が取れる人は、1日にリスニング、文法、単語全てを網羅できる設計になるので、これを毎日続けていきましょう!